レクリチケットで「大吉原展」 を見てきました。
レクリは、月額2,400円で3つの展覧会から1つ選べる、非常に魅力的なサービスです。アートに興味がある人にとって、毎月異なる展覧会を楽しむことができるのは嬉しいことです。また、舞台版もあり、多様な文化体験を提供しています。
私もこれまでに「ソウルライター展」や「キュビズム美の革命」「テート美術館展」などのチケットをいただき、それぞれの展示を存分に楽しんできました。美術館に行くことは好きでしたが、チケットを購入するのが面倒だったり、購入しても行く時間が取れなかったりすることが多々ありました。しかし、レクリに加入してからは、毎月送られてくるチケットを楽しみに待つようになり、自然と美術館に足を運ぶ頻度が増えました。
そして、今月は東京芸術大学で開催されている「大吉原展」に行ってきました。吉原は江戸時代の遊郭として有名ですが、その歴史や文化については深く知らないことが多かったので、この展覧会には非常に興味をそそられました。「大吉原展」では、豊富な文献とともに、吉原の様子をCGで詳しく解説しており、とても充実した内容でした。
今回の展示で特に注目したかったのは、吉原の文化はもちろんのこと、色使いと墨で書かれる文字の流れです。展示されていた着物は、明度も彩度も高い赤を中心に、自由で多彩な色使いが印象的で、その華やかさに目を奪われました。CGでの解説部分は撮影が禁止されていたため、記録に残せなかったのは残念でしたが、展示物を熱心に写真に収める外国人観光客の姿も見られ、吉原文化が国際的にも関心を持たれていることを実感しました。
レクリのおかげで、毎月の文化体験がより豊かになり、日常生活に彩りが加わりました。これからも様々な展覧会に足を運び、新たな発見と感動を楽しみにしています。
東京芸術大学へは上野駅から向かいましたが、帰りは同じ道を通るのはつまらないと思い、鶯谷駅を目指して歩きました。途中には、大きな酒屋さんや歴史を感じさせるお屋敷が点在し、飽きることのない散歩を楽しむことができました。こうした偶然の発見や出会いも、美術館巡りの楽しみの一つだと感じました。