葛飾の冬の風物詩 – 堀切大凧揚げ大会2025年開催のお知らせ

■開催概要

日時：2025年1月18日（土）午前10時〜午後1時
場所：堀切水辺公園周辺荒川河川敷
主催：堀切大凧揚げ大会実行委員会
※雨天中止

堀切大凧揚げ大会は、葛飾区堀切地域の冬を代表する伝統行事として長年親しまれてきました。この大会の特徴は、単なる凧揚げ大会にとどまらない、地域に根ざした多彩なプログラムにあります。

■子どもたちへの特別企画

大会の目玉企画の一つが、小学生以下の子どもたちへの小凧無料配布です。先着250人という限定ですが、配布された小凧に自分で絵を描いて、実際に揚げることができます。これは子どもたちが日本の伝統的な遊びに触れながら、創造性を育む貴重な機会となっています。

■2012年の大凧の展示

会場では2012年に使用された大凧が2箇所に展示され、記念撮影スポットとして用意されています。これらの展示は、大会の歴史を伝えるとともに、堀切の地域文化を象徴する存在として、来場者の関心を集めています。

■葛飾の地域との繋がり

大会では地元商店の出店も予定されており、名物の「昆布六次郎餅」の販売も行われます。また、子どもたちに人気の缶バイ（警察用オートバイ）やパトカー、さらには消防車のはしご車の乗車体験も企画されています。これらの催しは、地域のコミュニティの結びつきを強める役割も果たしています。

■葛飾堀切水辺公園-会場の魅力

会場となる堀切水辺公園周辺の荒川河川敷は、凧揚げに最適な開放的な空間です。堀切菖蒲園駅からも近く、アクセスの良さも特徴の一つです。広々とした河川敷で、空を彩る凧の姿は、冬の堀切ならではの風景として多くの人々の心に刻まれています。

■教育的価値

この大会の重要な側面として、教育的な価値も挙げられます。子どもたちは凧作りや凧揚げを通じて、日本の伝統文化に触れることができます。また、実際に自分で絵を描いて凧を作り、それを空に揚げる体験は、創造性や達成感を育む素晴らしい機会となっています。

■世代を超えた交流の場

大会は、子どもから大人まで、世代を超えて楽しめるイベントとして定着しています。凧揚げという伝統的な遊びを通じて、世代間の交流が自然と生まれる場となっているのです。特に、地域の大人たちが子どもたちに凧揚げのコツを教えるような光景は、まさに文化の継承の瞬間と言えるでしょう。

堀切大凧揚げ大会に関する詳しい情報は、葛飾区生涯学習課（TEL：03-5654-8474）まで問い合わせることができます。2025年の冬、荒川の河川敷で凧が舞う風景を楽しみに、今から期待が高まります。

葛飾区の冬の風物詩として親しまれてきた堀切大凧揚げ大会。伝統文化の継承、地域コミュニティの活性化、そして何より、人々に純粋な楽しみを提供するイベントとして、これからも多くの人々の心に残り続けることでしょう。凧が描く青空のアート、そして笑顔があふれる河川敷の風景が、また新たな年の始まりを彩ることになります。