「WordPressって難しそう…」そんな不安を持つあなたへ
こんにちは。戦略的ウェブ制作工房エル・タジェール代表の宮崎です。
「ホームページは作ったけど、ブログも始めた方がいいのかな?」「WordPressって名前は聞くけど、自分にできるか不安…」
毎日のようにお客様からこんなご相談をいただきます。実は私自身、最初は「WordPress?何それ美味しいの?」状態でした。でも今では、WordPress構築専門家・ウェブ解析士として70社以上の中小企業様のお手伝いをさせていただき、嬉しい変化を一緒に実現できています。
町の電気工事店では、ブログ開始3ヶ月で新規お客様からのお電話が週1回から週3回に増えました。地域の美容院では、お客様の声ブログで新規予約が月10件から月25件に伸びています。小さな税理士事務所では、よくある質問をブログで紹介したところ、相談件数が2倍になりました。
この記事では、パソコンが苦手な方でも「あ、これならできそう!」と思っていただけるよう、専門用語を使わずに分かりやすくお話しします。これまでの経験から、中小企業や商店の皆様が実際に成果を出せる方法だけをお伝えします。
なぜ中小企業にWordPressブログが必要なのか?
ホームページとブログの違いを理解しよう
ホームページは「お店の看板」のようなものです。会社概要、サービス内容、アクセスなど基本情報を掲載し、お客様が「この会社何やってるの?」を知るためのものです。一方、ブログは「お客様との会話」です。日々の仕事ぶり、お客様の悩み解決、業界の豆知識などを通じて、お客様が「この会社、親しみやすそう」「頼りになりそう」と感じていただくためのものです。
私がサポートしてきた中小企業様の多くが、最初は「ホームページがあれば十分でしょ?」とおっしゃいます。確かにホームページは大切ですが、それだけでは限界があります。なぜなら、ホームページは「待ちの営業」だからです。お客様が既に会社名やサービス名を知っていて、検索してくれた時にしか見てもらえません。
しかし、ブログは違います。お客様が抱えている悩みや疑問に対する答えを記事として書くことで、まだあなたの会社を知らない潜在的なお客様に見つけてもらえるのです。これが「攻めの営業」です。
実際にあった嬉しい変化をご紹介

電気工事店のAさんは、ホームページはあったものの、電話はほとんど既存のお客様からのものでした。そこで「こんな工事しました」という写真付きブログを週1回、「電気のトラブル、こんな時はすぐ連絡を」という豆知識記事を月2回書き始めました。すると3ヶ月後には「ブログを見て」という新規のお客様からの電話が週3回も来るようになったのです。
美容院のBさんの場合は、リピーター中心で新規は月10名程度でした。お客様のヘアスタイル写真(許可をいただいて)と「髪の悩み相談室」記事を月2回書いたところ、「ブログのヘアスタイルを見て」という新規のお客様が月25名も来店されるようになりました。


税理士のCさんは、相談者の多くが同じような質問をすることに気づき、「よくある質問」をブログ記事にまとめました。記事を読んで事前に理解してから相談に来るお客様が増え、相談時間も短縮でき、結果として相談件数が2倍になりました。
これらの成功事例に共通するのは、お客様の立場に立って「知りたいこと」「困っていること」を記事にしたということです。
「WordPress、私にもできますか?」の不安にお答えします
よくある心配事とその答え

「パソコン苦手なんですが…」
大丈夫です。文字入力ができれば問題ありません。難しい設定は最初だけで、30分程度で完了します。記事を書くのはメールを書くのと同じくらい簡単です。実際、私のお客様の中には70代の方もいらっしゃいますが、皆さん楽しそうに記事を書かれています。

「お金がかかるんでしょ?」
費用面の心配もあります。WordPressブログの運営費は月1,000円程度です。内訳は、サーバー代が月800円程度、ドメイン代が年1,500円程度(月125円)、WordPress本体は無料です。合計すると月1,000円以下で運営できます。これは喫茶店でコーヒーを3回飲む程度の金額です。

「時間がないんです…」
お忙しい方もいらっしゃいます。週30分からでも大丈夫です。記事1本書くのに30分から60分、週1回更新でも十分効果があります。スマホからでも更新可能なので、移動時間や休憩時間を活用できます。
本当に効果があるのか実例でご紹介
製造業の田中社長は「最初は半信半疑でした。でも3ヶ月後、『ブログを見ました』というお客様から初めてお電話をいただいた時は本当に嬉しかったです!」とおっしゃっています。
士業の佐藤先生は「ブログのおかげで、お客様との会話が弾むようになりました。『あの記事読みました』と言われると誇らしいです」と喜んでくださいています。
整体院の山田先生の場合、「肩こりの原因と対策」という記事を書いたところ、その記事を読んだ方からの予約が月5件入るようになりました。記事で事前に症状を理解してから来院されるので、施術もスムーズに進むそうです。
これらの事例から分かるのは、ブログは単なる宣伝ツールではなく、お客様との信頼関係を築くためのコミュニケーションツールだということです。
失敗しないために、始める前に考えておきたい3つのこと
① 誰に読んでもらいたいかを明確にする
まず、お客様の顔を思い浮かべてみましょう。電気工事店なら、新築を建てた若い夫婦、古い家の電気設備が心配な高齢者、店舗の電気トラブルで困っている商店主などが考えられます。美容院なら、髪型に悩む30代の働く女性、白髪が気になり始めた40代の主婦、結婚式を控えた20代の女性などでしょう。
読者を明確にイメージすることで、どんな記事を書けばよいかが見えてきます。例えば、若い夫婦向けなら「新築時の電気工事で失敗しないポイント」、高齢者向けなら「古い家の電気設備、こんな症状は危険です」といった記事が喜ばれるでしょう。
② どんなことを書くかを決める
お客様がよく聞いてくる質問を記事にするのが一番効果的です。美容院なら「この髪質にはどんなスタイルが似合う?」「カラーリングってどのくらい持つの?」「髪のパサつき、どうしたらいい?」といった質問があるはずです。
税理士事務所なら「確定申告っていつから始められる?」「経費で落とせるものって何?」「帳簿付けが苦手なんですが…」などの質問が多いでしょう。これらの質問に丁寧に答える記事を書けば、同じ悩みを持つ方に必ず読んでもらえます。
また、お客様の成功事例も喜ばれます。電気工事店なら「こんな工事で電気代が半分になりました」、整体院なら「3回の施術で長年の腰痛が改善しました」といった実例です。もちろん、お客様の許可を得ることが前提です。
③ 更新頻度を現実的に決める
「毎日更新するぞ!」と意気込む方がいらっしゃいますが、これは続きません。最初は月2回から始めることをおすすめします。慣れてきたら週1回にペースアップしてもよいでしょう。
大切なのは継続することです。月1回でも1年間続ければ12記事、2年間続ければ24記事になります。これだけの記事があれば、お客様にとって価値あるサイトになります。
更新のタイミングも決めておくとよいでしょう。「毎月第2・第4火曜日に更新」のように具体的に決めることで、習慣化しやすくなります。
いよいよスタート!WordPress開設の手順
準備するものはたったこれだけ
WordPress開設に必要なものは、
- パソコンまたはスマホ
- クレジットカード
- メールアドレス
だけです。特別なソフトウェアは必要ありません。30分もあれば開設できます。
レンタルサーバーの契約が最初のステップ
エックスサーバーというレンタルサーバーをおすすめします。国内で一番使われているため、困った時の情報が豊富です。サポートも親切で、電話でも相談できます。特に「クイックスタート」という機能を使えば、面倒な設定が自動で行われます。

まず、エックスサーバーのサイトにアクセスし、「クイックスタート」を選択します。次に、好きなドメイン名を決めます。ドメイン名は、インターネット上のあなたの住所のようなものです。会社名やお店の名前を入れた、覚えやすく短めの名前がよいでしょう。「.com」を選んでおけば間違いありません。
例えば、山田電気店なら「yamada-denki.com」、田中美容院なら「tanaka-beauty.com」といった感じです。このドメイン名は後から変更できないので、慎重に選んでください。
ブログのタイトルも決めます。「山田電気の仕事日記」「田中美容院のヘアケア情報」のように、親しみやすいタイトルがおすすめです。これは後から変更できるので、仮のタイトルでも構いません。
最後に、個人情報とクレジットカード情報を入力して完了です。
WordPressの初期設定は意外と簡単
エックスサーバーの申し込みが完了すると、WordPressが自動でインストールされます。次に、ブログのデザインを決めます。これを「テーマ」と呼びます。
「Cocoon」という無料のテーマがおすすめです。プロっぽい見た目で、初心者にも優しく設計されています。設定方法も詳しく解説されたサイトがたくさんあるので、困った時も安心です。

テーマを選んだら、基本的な設定を行います。サイトのタイトル、キャッチフレーズ、プロフィール情報などを入力します。この作業も10分程度で完了します。
最初の記事を書いてみよう
第1回目の記事は「はじめまして」の自己紹介がおすすめです。会社やお店の紹介、どんなサービスを提供しているか、なぜブログを始めたのかを書きましょう。
普段お客様と話すような口調で書くのがコツです。固い文章にする必要はありません。写真を1、2枚入れると親しみやすさが増します。長く書こうとせず、300文字から500文字程度で十分です。
「上手に書けているかな?」と心配になるかもしれませんが、最初は誰でも同じです。書き続けることで必ず上達します。完璧を求めず、まずは公開してみましょう。
続けるためのコツとネタ切れ解消法
ネタに困った時のアイデア集
ブログを続けていると、「何を書こう?」と悩む時が必ずあります。そんな時に役立つアイデアをご紹介します。
- お客様の事例紹介は鉄板のネタです。もちろん、お客様の許可を得ることが前提です。どんな悩みを持っていて、どのように解決したかを具体的に書きます。同じ悩みを持つ方に必ず響きます。
- よくある質問への回答も効果的です。普段の業務で「またこの質問だな」と思うことがあるはずです。それをブログ記事にまとめれば、お客様にとって価値ある情報になります。
- 季節に合わせた記事も書きやすいです。電気工事店なら「夏のエアコン工事、今から準備を」、美容院なら「梅雨時期の髪のお手入れ方法」、税理士なら「年末調整の準備はお早めに」といった具合です。
- 業界の最新情報をわかりやすく解説する記事も喜ばれます。専門家の視点で、一般の方にも理解できるよう噛み砕いて説明します。これにより、専門性をアピールできます。
- スタッフの紹介記事も人気です。どんな人が働いているかを知ることで、お客様は安心感を得られます。趣味や特技なども紹介すると、親しみやすさが増します。
- 仕事道具の紹介も面白いネタです。「こんな道具を使って作業しています」「この道具のおかげで作業時間が短縮できました」といった記事は、プロフェッショナルな印象を与えます。
月別おすすめネタで計画的に
1月は新年のご挨拶と今年の目標、2月はバレンタインやお客様感謝月間、3月は新生活応援や春の特集、4月は新年度スタートの話題、5月はゴールデンウィーク中の対応案内、6月は梅雨対策、7月は夏本番の注意点、8月はお盆休みの案内、9月は秋の準備、10月は紅葉や秋のキャンペーン、11月は年末に向けての準備、12月は1年の振り返りと年末年始の対応案内といったように、季節に合わせたネタを準備しておくと困りません。
簡単に続けるための仕組み作り
- スマホアプリを活用すると、外出先からでも記事を更新できます。WordPress公式アプリを使えば、写真をその場で撮って、その場で投稿できます。移動時間や待ち時間を有効活用できます。
- ネタ帳を作ることも大切です。普段の仕事で「これブログネタになりそう」と思ったことや、お客様から聞かれた質問をメモしておきます。スマホのメモアプリを使えば、いつでもどこでも記録できます。
- 記事のテンプレートを作っておくのもおすすめです。「問題提起→解決策→まとめ」のような基本的な構成を決めておけば、記事を書く時間を短縮できます。
効果測定と改善のポイント
効果を実感するためのチェックポイント
ブログの効果を測る方法はいくつかあります。まず、「ブログを見て」という問い合わせが何件あったかを記録しましょう。これが最も直接的な効果です。
お客様から「ブログ見てます」と言われることも重要な指標です。実際にお客様に読まれているという証拠だからです。来店時や電話応対時に、さりげなく「ブログはご覧いただいていますか?」と聞いてみるとよいでしょう。
アクセス数の確認も大切ですが、数字だけに捉われすぎないことが重要です。月に100人の方に読まれるブログでも、その中から1人のお客様が来店してくれれば十分価値があります。
記事の反応を見て改善する
どの記事がよく読まれているかを確認し、人気の記事と同じような内容を書いてみましょう。例えば、「髪の悩み相談」の記事が人気なら、「髪質別お手入れ方法」「年代別ヘアケア」といった関連記事を書きます。
お客様からのコメントや質問も貴重な情報です。記事に対する反応を見て、次の記事のヒントにしましょう。
Google Search Consoleという無料ツールを使えば、どんなキーワードで検索されて記事が見つかっているかが分かります。予想していなかったキーワードで検索されていることもあり、新しい記事のアイデアが得られます。
WordPressブログで失敗しないための注意点
よくある失敗パターンとその対策
「美しいデザイン」にこだわりすぎる失敗があります。あるクライアント様は、デザインに30万円投資したものの、問い合わせは0件でした。大切なのは見た目ではなく、お客様にとって価値ある情報を提供することです。
「毎日更新しなければ」というプレッシャーで続かなくなる失敗もあります。毎日更新よりも、週1回でも月2回でも継続することの方が重要です。無理のないペースで続けましょう。
「難しい専門用語を使った方がプロっぽい」という勘違いもあります。お客様が理解できない専門用語を使っても意味がありません。中学生でも理解できる言葉で書くことを心がけましょう。
「すぐに効果が出ないからやめる」という短期思考も失敗の原因です。ブログの効果は3ヶ月から6ヶ月後に現れることが多いです。長期的な視点で取り組みましょう。
セキュリティと管理の注意点
WordPressは世界中で使われているため、悪意のある攻撃を受けることがあります。定期的にバックアップを取り、パスワードは複雑なものにしましょう。セキュリティプラグインを導入することも大切です。
プラグインと呼ばれる拡張機能は便利ですが、入れすぎるとサイトが重くなります。本当に必要なものだけを選んで使いましょう。
定期的な更新も重要です。WordPress本体、テーマ、プラグインは定期的にアップデートされます。セキュリティの観点から、最新版を使うことを心がけましょう。
一歩踏み出してみませんか?
「失敗したらどうしよう」という不安、よくわかります。私がお手伝いしてきた200社以上の中小企業様も、最初はみなさん同じ不安を持っていました。
しかし今では、「ブログのおかげで新規のお客様が増えた」「お客様との距離が近くなった」「仕事にやりがいを感じるようになった」こんな嬉しい変化を実感されています。
整骨院の院長先生は「最初は『何を書けばいいか分からない』と悩んでいました。でも患者さんからよく聞かれる質問を記事にしたところ、『先生のブログを読んで来ました』という新規の患者さんが増えて驚いています」とおっしゃっています。
工務店の社長さんは「写真付きで施工事例を紹介したら、『このような家を建てたい』というお客様からの問い合わせが月3件来るようになりました。ブログを始めて本当によかった」と喜んでくださっています。
WordPressブログは、あなたとお客様をつなぐ大切な架け橋になります。最初は小さな一歩かもしれませんが、継続することで必ず結果につながります。
エル・タジェールがあなたをサポートします
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「ブログ始めたいけど、うちの業種でも効果ある?」
「どんなことを書けばいいか分からない」
「設定が不安…」
そんなお悩みも、お気軽にご相談ください。
私は葛飾区を拠点に、WordPress構築専門家・ウェブ解析士として活動しています。SEO検定1級、色彩検定3級、生成AIパスポートの資格を持ち、データ分析に基づいた戦略的なウェブ制作・運用を得意としています。デジタル庁デジタル推進委員としても活動し、中小企業のデジタル化支援に取り組んでいます。
「作って終わり」ではなく、お客様のビジネス目標達成のためのパートナーとして伴走することを大切にしています。過去の経験から「勘や経験に頼らないデータドリブンなアプローチ」の重要性を学び、その知見を活かして企業の売上向上・問い合わせ増加に貢献しています。
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