自作ホームページでの使いやすいナビゲーション設計

【自分でホームページを作る③】使いやすいナビゲーション設計

こんにちは!戦略的ウェブ制作工房エルタジェールの宮崎です。
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ホームページ制作において、使いやすいナビゲーションはユーザー体験(UX)を向上させるための重要な要素です。特に、初心者が自作ホームページを作成する際に、使いやすいナビゲーションを設計することで、訪問者が必要な情報に素早くアクセスできるようになります。

この記事では、「自作ホームページ 使いやすいナビゲーション」というキーワードをテーマに、ホームページのナビゲーション設計における重要なポイントや具体的な設計方法について、特に初心者向けに解説します。

1. ナビゲーションの重要性

ナビゲーションとは、ウェブサイト内でユーザーが異なるページに移動するためのメニューやリンクのことを指します。これが適切に設計されているかどうかで、ユーザーの利便性が大きく変わります。

なぜナビゲーションが重要か?

  • ユーザーの目的達成を支援: ユーザーは情報を探しているため、ナビゲーションが直感的で分かりやすいものであれば、求める情報に早く到達でき、満足度が向上します。
  • SEO効果: 検索エンジンは、使いやすいナビゲーションを評価します。しっかりとしたサイト構造はクロール効率を向上させ、SEOにもプラスの影響を与えます。
  • 直帰率の低下: 適切なナビゲーションにより、ユーザーが迷うことなく次のアクションに進めるため、直帰率を下げることが可能です。

2. 使いやすいナビゲーションの基本原則

初心者がナビゲーションを設計する際には、以下の基本原則を押さえておくことが重要です。

1. シンプルさが鍵

使いやすいナビゲーションは、シンプルであることが最も重要です。複雑なメニュー構造はユーザーを混乱させ、サイト内で迷子になりやすくなります。ページ数が多い場合でも、カテゴリー分けや階層構造をシンプルに保つことが重要です。

  • メニュー項目は最大で7つ程度に抑える(人間は一度に7±2個の情報しか処理できないため)。
  • サブメニューはできるだけ2階層までにする。

2. 一貫性を保つ

各ページでナビゲーションのデザインや配置を統一することが重要です。ユーザーは、サイト内で一貫性のあるナビゲーションを期待しており、異なるページでナビゲーションが変わると混乱してしまいます。

  • ヘッダーメニューやフッターメニューは全ページ共通にする。
  • ボタンやリンクのデザインを統一する。

3. ユーザーの視線を考慮する

ユーザーは、画面の上部や左側にナビゲーションを期待しています。これに基づき、最もアクセスされやすい位置にメインメニューを配置しましょう。また、モバイルユーザー向けには、ハンバーガーメニューを採用するのが一般的です。

  • デスクトップでは、トップナビゲーションバーを使うのが標準的。
  • モバイルでは、ハンバーガーメニューやスクロールに対応した固定メニューを採用する。

4. ラベルはわかりやすく

メニュー項目やリンクのラベルは、ユーザーにとって直感的でわかりやすい言葉を使用します。特に業界用語や専門用語は避け、誰でも理解できる表現にしましょう。

  • 「会社概要」や「お問い合わせ」などの標準的なラベルを使う。
  • あいまいな言葉ではなく、具体的な言葉を使用する。

3. 初心者におすすめのナビゲーションデザイン例

具体的なナビゲーションデザインを考える際、初心者向けにいくつかの有効な例を紹介します。

1. ヘッダー&フッターナビゲーション

最も一般的で、ユーザーにとって使いやすいのがヘッダーにメインナビゲーション、フッターに補足的なリンクを配置するデザインです。これにより、ユーザーはどのページにいても簡単にサイト内を移動できます。

  • ヘッダーに配置: ホーム、サービス、料金、ブログ、会社概要、問い合わせ
  • フッターに配置: プライバシーポリシー、利用規約、SNSリンク、サイトマップ

2. サイドバーメニュー

情報量が多いサイトの場合、サイドバーメニューを利用することで、カテゴリー分けを明確にし、ユーザーが必要な情報にアクセスしやすくすることが可能です。特にブログサイトでは、カテゴリー別のリンクをサイドバーに配置するのが効果的です。

3. ドロップダウンメニュー

複数のサブページを持つ場合、ドロップダウンメニューを使用することで、メニュー項目を整理しながらも、ユーザーが迅速に目的のページにアクセスできるようになります。

4. モバイルフレンドリーなナビゲーション設計

現代のウェブサイトでは、モバイルユーザー向けのナビゲーション設計が非常に重要です。モバイル端末からのアクセスは増加しており、ナビゲーションが使いにくいとユーザーが離脱してしまう可能性が高まります。

1. ハンバーガーメニュー

モバイルデバイス向けには、画面サイズが限られているため、メインメニューを隠しておき、必要なときに表示するハンバーガーメニューが主流です。

2. タッチ対応

タッチデバイスでは、メニュー項目やボタンが指で押しやすいサイズであることが重要です。リンクやボタンの間隔を広くし、誤タップを防ぐデザインを心掛けましょう。

3. 固定ナビゲーションバー

スクロールに応じて、ナビゲーションバーが常に画面上部に固定されるデザインも人気です。これにより、ユーザーがどこにいても簡単にメニューにアクセスできるようになります。

5. 使いやすいナビゲーションのための技術的ポイント

ナビゲーションを使いやすくするためには、デザインだけでなく、技術的な面でも注意が必要です。特に初心者でも気をつけたい以下のポイントを押さえておきましょう。

1. レスポンシブデザイン

ナビゲーションがさまざまなデバイスで正しく表示されるためには、レスポンシブデザインが不可欠です。CSSメディアクエリを使用して、画面サイズに応じてメニューのデザインが自動的に調整されるようにします。

2. ローディング速度の最適化

ナビゲーションが表示されるまでに時間がかかると、ユーザーは離脱してしまいます。画像やJavaScriptの最適化を行い、ナビゲーションが速やかに表示されるようにしましょう。

3. 内部リンクの設置

ナビゲーションだけでなく、サイト内のさまざまなページに関連リンクを設置することで、ユーザーの回遊性を高めることができます。これにより、SEOの向上にもつながります。

6. まとめ

自作ホームページにおけるナビゲーション設計は、ユーザーにとっての使いやすさを大きく左右します。シンプルで直感的なメニュー設計、視認性の高い配置、モバイルフレンドリーなデザインを取り入れることで、ユーザーの満足度を向上させ、ビジネスの成功につなげることができます。今回紹介したポイントを参考に、効果的なナビゲーションを実現してみてください。

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