【YOSIGO 写真展 Holiday Memories – 旅の瞬間 -】に行ってきました！

展覧会の概要

「YOSIGO 写真展 Holiday Memories – 旅の瞬間 -」は、スペイン出身のフォトグラファー YOSIGO（ホセ・ハビエル・セラーノ） による写真展です。彼の作品は、ツーリズムとレジャーをテーマに、豊かな色彩と幾何学的な構図で世界各地を描いています。韓国では40万人以上を動員した人気展覧会が、ついに日本で初開催されました。

本展では、200点以上の作品が展示されています。特に、YOSIGOが最近訪れたアジアやヨーロッパの都市で撮影した写真が中心に展示されており、それぞれの作品が物語を語りかけるような美しさを持っています。

YOSIGOとは？その魅力とは？

YOSIGOは1981年、スペインのバスク地方サン・セバスティアン生まれ。現在はバルセロナ近郊を拠点に活動しており、コマーシャルフォトグラファーとしても「ジャックダニエル」や「ヌテラ」などの世界的ブランドの広告ビジュアルを手掛けています。写真集も複数出版しており、インスタグラムのフォロワー数は31万人を超えるほどの人気を誇ります。

彼の写真の魅力は、以下のポイントに凝縮されていると言えるでしょう。

• 鮮やかで印象的な色彩
• シンプルながら緻密に計算された構図
• 光と影を活かした独特のコントラスト

これらの要素が融合し、観る者に強いインパクトを与える作品が生み出されています。

展示の見どころ：世界の都市を巡る旅

今回の展覧会では、ニューヨーク、ドバイ、東京、そして故郷であるサン・セバスティアンなど、YOSIGOが撮影した世界中の都市の風景が展示されていました。それぞれの都市が持つ個性を、彼ならではの視点で切り取った作品が並びます。

ニューヨーク

活気あふれるストリートや摩天楼のある街、ニューヨーク。YOSIGOは、ただ賑やかな風景を撮影するのではなく、その中に潜む静けさや独特の空気感を表現しています。

ドバイ

未来的な高層ビルと広がる砂漠が共存するドバイ。光と影のコントラストが際立つ作品が多く、まるで現実離れした景色がそこに広がっているようでした。砂漠の柔らかな曲線と建築物の直線美の対比が特に美しかったです。

展示されている写真の床には、砂漠を感じさせる砂が一面に敷き詰められていました。

東京

ネオンが輝く夜の街並みや、伝統的な下町の風景など、東京の多面性が描かれていました。YOSIGOのレンズを通して見る東京は、どこか新鮮で、普段見慣れた街が別の顔を見せているようでした。

サン・セバスティアン

YOSIGOの故郷であるサン・セバスティアンでは、彼の特別な感情が込められた作品が展示されていました。波打ち際や温かみのある街並みが印象的で、「帰る場所」を感じさせる柔らかな雰囲気が漂っていました。

訪れて感じたこと

展覧会を訪れて感じたのは、YOSIGOの写真がただ美しいだけでなく、その背後にあるストーリーや感情を引き出す力を持っていることです。

例えば、東京の写真では、普段見逃しがちな瞬間の美しさを再発見しました。また、ドバイの写真では、壮大な景色が持つ静けさや儚さが表現されており、自然と足が止まりました。

彼の写真を観ることで、単なる「旅の記録」ではなく、「旅の瞬間を切り取る」という新たな視点を得られた気がします。

訪問を検討している方へ

展覧会は 2024年12月26日（木） まで、東急プラザ渋谷の特設イベントスペースで開催されています。平日は20:00まで、金・土・祝前日は21:00まで開館しているので、仕事帰りにも立ち寄りやすいのが嬉しいポイントです。

日程

2024年10月1日(火)〜2024年12月26日(木)

【平日 月～木・日曜・祝日】11:00～20:00
【金・土・祝前日】11:00～21:00
※最終入場は閉館時間の30分前まで

会場情報

東京都渋谷区道玄坂1丁目2-3 渋谷フクラス内3階

また、会場はアクセスが良く、周辺にはカフェやショッピングスポットも多いため、展覧会後の時間も楽しむことができます。

最後に

「YOSIGO 写真展 Holiday Memories – 旅の瞬間 -」は、普段の生活では味わえない特別な感覚を与えてくれる展覧会です。旅先の美しさだけでなく、その場所で感じる「瞬間」を体験できる、そんな不思議な魅力があります。

ぜひ足を運んで、YOSIGOの写真が作り出す世界に浸ってみてください！