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【SEO/MEO/AIO/LLMO週刊情報】2026年8月3日〜8月9日の最新ニュースまとめ

【SEO・LLMO・AIO】ウィークリーニュース

おはようございます。宮崎真一です。2026年8月3日〜8月9日の1週間で、SEO・MEO・AIO・LLMOの分野に起きた動きをまとめました。私は勘や経験ではなく、Google Search ConsoleやGA4の数字を起点に判断することを大切にしています。今週も「で、明日から何をすればよいのか」というところまで翻訳してお届けします。

🔍 SEO(検索エンジン最適化)

1. 8月上旬に大きな順位変動、ただしGoogleは未確認
8月1日〜3日にかけて、複数の順位変動計測ツールで大きな揺れが観測されました。一方でGoogleは公式にアップデートを認めておらず、Search Statusダッシュボードにも8月1日〜6日のランキング・インデックス・クロールに関する障害記録はありません。直近で確認済みのランキング変更は、6月24日に開始し26日に完了した「June 2026 spam update」のままです。

2. Search Consoleの生成AI関連コントロールが広く見えるように
自社コンテンツをAI検索機能に表示するかどうかを選べるトグルを含む生成AI関連の設定が、8月に入ってより多くのサイトで確認されるようになっています。

3. SNSプラットフォームのデータがSearch Consoleに
Instagram・TikTok・YouTube・Xのデータをプロパティとして確認できる機能が、全ユーザーへ展開されました。

4. Bing Webmaster ToolsのレガシーAPIが8月31日に廃止
MicrosoftはSOAP/POX形式のAPIを2026年8月31日で終了します。利用中の場合はJSON/HTTP(REST)版への移行が必要です。

5. Google Trendsが最大400語の比較に対応
8グループ・各50語、合計400語までの検索キーワードを比較できるようになりました。

▶ 宮崎真一の視点
「変動があった」と聞くと、すぐに施策を変えたくなります。ですが私が最初にやるのは、Search Consoleで平均掲載順位・表示回数・クリック数を切り離して見ることです。順位が下がったのか、表示は変わらずクリックだけ減ったのかで、打つ手はまったく変わります。あわせてDiscoverとGoogleニュース経由の流入を分離し、GA4の数字を別ソースと突き合わせ、サーバーやインデックスの技術的問題を先に除外します。Googleが未確認の変動で大きく方針を変えるのは、私はおすすめしません。ウェブ解析士・SEO検定1級として日々データを見ていて痛感するのは、「原因の切り分けを飛ばした改善は、たいてい遠回りになる」ということです。Bing側のAPI廃止は8月31日と期限が明確なので、こちらは今週中に確認しておくと安心です。

📍 MEO(マップエンジン最適化)

1. AI主導のローカルパックへの移行
従来のローカル検索結果がAIによる生成結果へ置き換わりつつあり、情報が新しく、問い合わせへの反応が早い事業者が優先されやすい傾向が指摘されています。

2. 従来のQ&AがAIによる回答に
Googleビジネスプロフィール上の質問と回答が、プロフィール・自社サイト・公開情報をもとにAIが生成する回答へと置き換わってきています。

3. 公式SNSアカウントの連携機能が段階展開
公式SNSをGoogleビジネスプロフィールに接続すると、最近の投稿が「ソーシャルメディア更新」カルーセルに自動表示される機能が、段階的に展開されています。

4. クリック to コールの減少とLSAの拡大
プロフィールからの電話発信率が下がる一方、ローカルサービス広告(LSA)の掲載面が広がっています。

▶ 宮崎真一の視点
私は葛飾区に拠点を置いているので、地域のお客様がどう検索し、どう来店判断をしているかを日常的に見ています。今回の一連の変化が示しているのは、「AIに引用してもらえるだけの一次情報が、プロフィールとサイトに書いてあるか」という一点です。AIが回答を作る材料は、事業者自身が出した情報と口コミです。今週やっていただきたいのは3つだけ。(1) 営業時間・住所・電話番号・サービス内容がサイトとプロフィールで完全に一致しているか確認する、(2) 直近1か月の口コミにすべて返信する、(3) 実際の施工・提供風景の写真を数枚追加する。AIに回答が置き換わるほど、この基礎データの精度がそのまま露出量に効いてきます。SNS連携が自社アカウントで使えるようになっているかも、あわせて見ておくとよいでしょう。

🤖 AIO(AI Overview・AI最適化)

1. Google検索がAI回答を主軸とする形へ
7月10日、Googleは検索結果の既定表示を大きく変更し、AIが生成した回答を主要な出力とする形へ移行しました。従来の10本の青いリンクは既定ではなくなり、表示される場合もページ下部に回ります。

2. AI Mode・AI Overviewsのリンク表示に5つの変更
回答末尾の「さらに調べる」セクション、根拠となる文章のすぐ隣へのリンク配置、クリック前にサイト名やページタイトルが分かるホバープレビュー、購読中ニュースからのリンクを目立たせるラベル、公開されている議論やSNSの意見を発信者名つきで示すプレビューが導入されています。

3. 検索エージェントとPersonal Intelligenceの拡大
I/O 2026で発表された「検索エージェント」の考え方に沿って、AI Ultra向けに情報収集エージェントが提供され、Personal Intelligenceは約200の国と地域、98言語へ広がっています。

▶ 宮崎真一の視点
青いリンクが既定でなくなった以上、引用される単位は「ページ」ではなく「一文」になったと私は捉えています。実務としては、見出しの直後に結論を1〜2文で言い切り、その根拠となる数字や事実を続ける。この順序に直すだけで、AIが抜き出しやすい形になります。私はWordPressを構築する段階からSchema・構造化データを標準仕様に含めていますが、それはこの流れを見越してのことです。効果測定は、6月に提供が始まったSearch Consoleの生成AIパフォーマンスレポートを使い、表示回数の前後比較で見ます。クリックデータはまだ含まれないため、「クリックが増えたか」ではなく「AI回答に載る機会が増えたか」で判断するのが現時点では現実的です。ホバープレビューが入ったことで、ページタイトルの分かりやすさが以前より効いてくる点も見逃せません。

💡 LLMO(大規模言語モデル最適化)

1. 生成AIの利用規模がさらに拡大
OpenAIは2026年8月時点で、週間アクティブユーザーが7億人を超えていると報告しています。検索エンジン以外の入口が、無視できない規模になりました。

2. 呼び名はGEO・LLMO・AEOと揺れているが中身は同じ
生成AIの回答の中で引用され、推奨される状態をつくる取り組みを指す言葉として、GEO・LLMO・AEOが並行して使われています。用語の違いに振り回される必要はありません。

3. 対象となる生成エンジンの整理
2026年時点で押さえるべきは、ChatGPT、Perplexity、Gemini、Google AI Mode、AI Overviews、Microsoft Copilot、Claudeです。

▶ 宮崎真一の視点
LLMOで最初につまずきやすいのが「効果が見えない」という点です。私がおすすめしているのは、月に1回、決まった質問文で主要なAIに聞いて記録を残すという地味な方法です。「(自社名)はどんな会社ですか」「(地域名)で(業種)を頼むならどこがよいですか」「(自社サービス名)の特徴は」の3問を、ChatGPT・Gemini・Perplexityに投げ、回答をそのままスプレッドシートに貼っておく。これを3か月続けると、名前が出てくる頻度や、引用元として自社サイトが挙がるかどうかの変化が数字として見えてきます。用語が新しいだけで、やることは「正確な一次情報を、AIが読み取れる形で置いておく」という従来の延長線上です。生成AIパスポート資格の勉強で改めて感じましたが、AIは魔法ではなく、材料がなければ何も言えないのです。

まとめ

今週は「Googleが未確認の変動」「AI回答への全面移行の余波」と、判断に迷いやすい情報が並びました。こういう週ほど、私は外の噂ではなく自社のSearch ConsoleとGA4の数字を先に見ます。トレンドを追いかけること自体が目的になると、本当に効く施策に手が回らなくなるからです。まずは自社データで現在地を確かめ、そのうえで効く施策を1つずつ選んでいく。遠回りに見えて、これが一番確実だと考えています。

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エルタジェール/宮崎真一(ウェブ解析士・SEO検定1級・生成AIパスポート/デジタル庁デジタル推進委員・つくば市ワンストップ窓口相談員)