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【SEO/MEO/AIO/LLMO週刊情報】2026年8月24日〜8月30日の最新ニュースまとめ

【SEO・LLMO・AIO】ウィークリーニュース

2026年8月24日〜8月30日の1週間に出たSEO・MEO・AIO・LLMOの動きをまとめました。私(宮崎)は「新しい情報を知ること」よりも「自社の数字がどう動いたか」のほうが大事だと考えていますので、ニュースの紹介だけで終わらせず、各項目の最後に「では明日から何をすればいいのか」を添えています。

🔍 SEO(検索エンジン最適化)

1. 8月のスパムアップデート後も順位変動が続いています。 Googleの「August 2026 spam update」は8月18日に始まり21日に完了しましたが、その後も第三者の変動計測ツールでは大きな揺れが観測されている、とSearch Engine RoundtableのBarry Schwartz氏が報告しています。

2. Googleは今回の更新の対象範囲を限定的に説明しています。 同社はSearch Engine Roundtableに対し、今回のアップデートは「リンクスパムを狙ったものではなく、サイトの評判の不正利用(site reputation abuse)とも関係がない」と回答しています。またJohn Mueller氏は「Googleは発表前にアップデートを展開することはない」とLinkedInで述べており、8月18日より前の変動は今回の更新とは別物ということになります。

3. 大量生成コンテンツへの影響が報告されています。 自動化された大量のAI記事が影響を受けたという観測が複数出ていますが、Google自身は「AIで書いたこと自体を狙った」とは認めていません。あくまで観測ベースの話として受け止めるのが安全です。

4. Googleが週末に2件の不具合を修正しました。 検索結果のスニペットにファビコン(サイトの小さなアイコン)が表示されない不具合と、Search Consoleの「クロールの統計情報」レポートで2日分のデータが欠けていた不具合です。データの谷は自社の問題とは限りません。

5. 正規化(canonicalization)のヘルプ文書が小幅に更新されました。 大きな仕様変更ではありませんが、重複ページの扱いに悩んでいる方は目を通しておくとよい内容です。

▶ 宮崎真一の視点
順位が動いた週は、まず「本当に自分のサイトが動いたのか」を確かめるところから始めてください。私はGoogle Search Consoleで、更新の前後2週間ずつを比較して、クエリ単位・ページ単位で下がったものを特定するところから入ります。全体のクリック数だけを見て一喜一憂しても、打つ手は決まりません。今回のように「クロール統計の2日分が欠けていた」というGoogle側の不具合もありますから、グラフの谷を見つけたら日付を確認する習慣も大事です。ウェブ解析士として申し上げると、変動期にやってはいけないのは「不安になって慌てて大きく作り替えること」です。まず測る、次に絞る、それから直す。この順番を崩さないでください。

📍 MEO(マップエンジン最適化)

1. Googleビジネスプロフィールの「Q&A」が「Ask Maps」に置き換わりました。 Gemini搭載の対話型機能で、来店を検討している人の質問にAIがその場で答えます。8月6日にカナダ・オーストラリア・ブラジル・インドネシア・日本・メキシコで提供が始まっています。日本も対象です。

2. 「会話型の情報提供(conversational contributions)」が追加されました。 利用者がAsk Mapsから会話形式で情報を提案できる仕組みで、たとえば「建物の裏にも駐車場があります」といった一言が、他の利用者に向けて表示される可能性があります。

3. レビューまわりのUIが変わりました。 事業者がレビューに絵文字でリアクションできるようになり、レビューと写真をストーリー形式で表示する仕組みも導入されています。

4. SNSアカウントの連携が段階的に展開されています。 公式SNSをビジネスプロフィールに接続すると、最近の投稿が「ソーシャルメディアの更新情報」として表示される仕組みです。

▶ 宮崎真一の視点
Ask Mapsが日本でも動き始めた、というのがこの1週間でいちばん実務に効くニュースだと私は見ています。これまでのQ&Aは「誰かが質問し、誰かが答える」掲示板でしたが、これからはAIがプロフィールに書かれている情報とレビュー本文を読んで答えを組み立てます。つまり、営業時間・駐車場・支払い方法・対応可能な症状やメニューといった基本情報が空欄のままだと、AIは答えようがありません。私は葛飾区を拠点に地域のお客様と仕事をしていますが、こういうとき効くのは派手な施策ではなく地道な棚卸しです。今週やるなら、①ビジネスプロフィールの空欄をすべて埋める、②よく電話で聞かれる質問を説明文や投稿に文章で書いておく、③レビュー返信で「何ができる店か」を自分の言葉で補足する。この3つで十分です。

🤖 AIO(AI Overview・AI最適化)

1. Search ConsoleでAI検索の表示回数が見られるようになっています。 6月3日に発表された「Search Generative AIパフォーマンスレポート」では、AI OverviewsとAI Modeでの表示回数を専用のビューで確認できます。ページ・国・デバイス・日付といった軸で見られます。

2. AI検索への掲載可否を制御するトグルが用意されました。 Search Consoleの「設定 → Search generative AI」から、自社ページをAI Overviews・AI Mode・DiscoverのAI機能で使わせるかどうかを設定できます。英国から先行して展開されています。

3. 利用規模が公表されています。 AI Overviewsは月間25億ユーザー、AI Modeは月間10億アクティブユーザーを超えたとされています。もはや「一部の人が使う実験機能」ではありません。

4. Search Consoleが検索以外の発見経路も可視化し始めました。 ソーシャル上のコンテンツも「検索可能なコンテンツ」として扱われる方向に進んでいます。

▶ 宮崎真一の視点
AI Overviewsについては、憶測で語られることがまだ多い領域です。だからこそ私は、まずSearch Consoleの生成AIレポートを開いて自社の実数を見ることをおすすめしています。「AI検索で表示されているのか、されていないのか」は、いまや推測ではなく数字で確認できます。もうひとつ、掲載可否のトグルについて。「AIに引用されると流入が減るのでは」と心配される方がいますが、私は原則としてオフにすべきではないと考えています。表示されなくなれば、AI経由で名前を知ってもらう機会そのものが消えるからです。判断するなら、レポートで表示回数とクリック数を数ヶ月見てからにしてください。感覚ではなく、前後比較で決める。それだけのことです。

💡 LLMO(大規模言語モデル最適化)

1. 呼び名が収束しつつあります。 LLMO・GEO(Generative Engine Optimization)・AEO(Answer Engine Optimization)・AI SEOは、ほぼ同じことを指す言葉として整理されてきました。用語の違いに振り回される必要はありません。

2. 対象となる「生成エンジン」が明確になってきました。 2026年時点ではChatGPT、Perplexity、Gemini、GoogleのAI Mode/AI Overviews、Microsoft Copilot、そしてClaudeが主な対象とされています。

3. 引用・言及を計測するツールが増えています。 ブランド名の言及数、引用元としての採用、回答内でのシェア(share of answer)を追跡するサービスが各社から出ています。

4. 「SEOの置き換え」ではなく「拡張」という整理が主流です。 順位だけを見ていた視点に、引用されること・エンティティ(実体)としての明確さ・質問形式のコンテンツ・第三者からの信頼できる言及、が加わったという捉え方です。

▶ 宮崎真一の視点
LLMOで私が最初にお願いするのは、新しい施策ではなく「事実の整合」です。屋号、住所、電話番号、代表者名、提供サービス、料金の考え方——これらが自社サイト・Googleビジネスプロフィール・SNS・各種掲載先でバラバラだと、AIは「この会社が何者か」を確信できず、引用してくれません。私はWordPressを構築する段階から構造化データ(Schema)を標準仕様として入れていますが、それも同じ理由です。機械に読めるかたちで事実を置いておく、という一点に尽きます。そのうえで、お客様からよく聞かれる質問をFAQとして本文に書く。生成AIは「質問と答えの対」を引用しやすいからです。ツールで計測を始めるのは、この土台ができてからで遅くありません。

ここまでの4項目のうち、御社に関係があるのはたぶん1つか2つです。どれが自社の数字に効くのかは、Search Consoleとビジネスプロフィールを開いてみないと決まりません。そこを一緒に見る場として、30分の無料診断をご用意しています。

まとめ

この1週間だけでも、スパムアップデート後の変動、日本でのAsk Maps展開、Search ConsoleのAI検索レポートと、動きは小さくありませんでした。ただ、私が申し上げたいのはいつも同じことです。最新トレンドに振り回されるのではなく、自社のデータを起点に「効く施策」を選んでください。

ニュースは他社にも平等に届きますが、御社のSearch Consoleとビジネスプロフィールの数字は御社だけのものです。そこにこそ、次に手をつけるべき場所が書いてあります。私は「主張する人」ではなく「検証する人」でありたいと思っていますので、施策の良し悪しは前後比較で確かめながら、一緒に進めていければと考えています。

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