昨日の連載では、写真が一枚も登録されていない店は、検索結果の中で灰色の枠だけが表示され、他の店と並んだときに目に留まらないという話をお伝えしました。ここまで、来店前の検索行動、旅行者が使う4つのルート、日本語表記の問題、母国語とローマ字での検索、near me検索、星評価と口コミ件数、写真の有無と、外国人のお客様が店を選ぶまでに見ている要素を順に取り上げてきました。
ここで一度、自分の店が実際にどう見えているかを確認する方法を挟みます。方法は単純で、Googleのアカウントからログアウトした状態で、自分の店の名前や業種名を検索してみることです。
お店のオーナーは、ふだん自分のGoogleビジネスプロフィールにログインした画面を見ています。この画面には、オーナーにしか表示されない管理用の情報や、見慣れた店名の表記が並んでいるため、初めて検索する人が実際に何を目にしているかを、そのままの形で確認することができません。
ログアウトした状態で検索すると、これまでの連載で取り上げてきた星の数と口コミ件数、登録されている写真の枚数、店名の表記が、外国人のお客様の目に映るとおりに並びます。写真が少ない、口コミが少ない、店名が日本語表記のままになっているといった点にここで気づくことができれば、次に何を直すべきかが見えてきます。
『外国人に検索される 小さなお店の100の方法(仮題)』(技術評論社・2027年4月発売予定)では、この自己診断のやり方と、そこから見つかった課題への具体的な対応を、これから取り上げていきます。
次回は、Googleビジネスプロフィールのオーナー確認を済ませる方法について見ていきます。
ブランドマネージャー・ウェブ解析士の宮崎真一
