アレルギー・宗教対応(ハラル/ベジ/ヴィーガン)を明記(連載・第32回)

宮崎真一|ブランドマネージャー・ウェブ解析士

外国人に検索される小さなお店の100の方法 連載Day32 アレルギー・宗教対応(ハラル/ベジ/ヴィーガン)を明記

食事の制限がある外国人のお客様

この連載では、外国人のお客様に見つけてもらうための手順を、順番にお伝えしています。メニューの多言語対応の4回目は、アレルギーと宗教に関する情報の明記です。

外国人のお客様の中には、宗教や信条、体質によって、食べられないものが決まっている方がいます。たとえば、イスラム教の方は豚肉やお酒を口にしません。ベジタリアンの方は肉や魚を食べません。ヴィーガンの方は、さらに乳製品や卵も食べません。食物アレルギーのある方は、特定の食材を避けます。

こうしたお客様は、来店前にメニューを見て、自分が食べられるものがあるかを確かめます。情報が見つからないと、そのお店は選択肢から外れます。

明記する内容

メニューには、次の情報を英語で書きます。

料理ごとの対応区分(ハラル対応、ベジタリアン対応、ヴィーガン対応)。

使っている主な食材(豚肉、牛肉、鶏肉、魚介類、卵、乳製品、小麦など)。

お酒やみりんなど、調味料に含まれるアルコールの有無。

対応していない料理も、使っている食材を書いておけば、お客様は自分で選べます。

書くときの注意点

「ハラル対応」「ヴィーガン対応」と書くときは、お店で実際にできる範囲を確認してから書きます。食材だけでなく、調理器具や油が他の料理と共通かどうかも、お客様にとっては大切な情報です。

対応できる範囲が限られる場合は、「豚肉は使っていませんが、調理器具は他の料理と共通です」のように、事実をそのまま書きます。できないことを「できます」と書くと、来店後のトラブルになります。

アレルギーについては、お店で対応できる範囲を、お客様が注文前に確認できる形で示します。

載せる場所

店内のメニューだけでなく、外国人のお客様が来店前に見られる場所にも載せます。

Googleビジネスプロフィールのメニュー登録と説明文。

お店のホームページのメニューページ。

どちらにも同じ内容を載せておくと、検索から来たお客様が、同じ情報を見られます。

『外国人に検索される 小さなお店の100の方法(仮題)』(技術評論社・2027年4月発売予定)でも、アレルギー・宗教対応の明記を取り上げる予定です。

次回は、辛さや量、おすすめを記号で伝える方法を見ていきます。

ブランドマネージャー・ウェブ解析士の宮崎真一

宮崎真一

宮崎真一

ブランドマネージャー・ウェブ解析士

東京都葛飾区で、WordPress制作とウェブ解析を行っています。保有資格は、ブランドマネージャー1級、ウェブ解析士、SEO検定1級、色彩検定3級、生成AIパスポートです。デジタル庁デジタル推進委員、つくば市ワンストップ窓口相談員を務めています。