価格が分からないと注文しにくい
この連載では、外国人のお客様に見つけてもらうための手順を、順番にお伝えしています。メニューの多言語対応の6回目は、価格表示で、税・サービス料込みかどうかを明記する方法です。
メニューに「1,000円」と書いてあっても、外国人のお客様には、それが支払う金額なのか、税が別にかかるのかが分かりません。サービス料や席料、お通しがある店では、会計で想定より高い金額になることもあります。
会計の金額が注文前の想像と違うと、料理に満足していても、店への印象が悪くなります。口コミに書かれることもあります。
書いておくこと
価格の近くに、次の内容を日本語と英語で書きます。
税の扱い:税込みか、税別かを書きます。例:「Tax included」「Tax not included」。
サービス料:かかる場合は、割合を書きます。かからない場合は「No service charge」と書いておくと安心されます。
席料・お通し:かかる場合は、金額と内容を書きます。
書き方の決め方
メニューの価格表示は、全品で同じ書き方にそろえます。料理によって税込みと税別が混ざっていると、かえって分かりにくくなります。
説明は、メニューの各ページの端か、最初のページに1回だけ書きます。価格のすぐ横に毎回書く必要はありません。
載せる場所
店内のメニューに加えて、来店前にお客様が見る場所にも、同じ内容を載せます。
Googleビジネスプロフィールのメニュー登録に載せる写真。
お店のホームページのメニューページ。
来店前に見た価格の説明と、店内のメニューの説明が一致していると、お客様は金額を理解したうえで注文できます。
『外国人に検索される 小さなお店の100の方法(仮題)』(技術評論社・2027年4月発売予定)でも、価格表示の書き方を取り上げる予定です。
次回は、QRコードで多言語メニューへ誘導する内容を見ていきます。
ブランドマネージャー・ウェブ解析士の宮崎真一

