注文のしかたが分からないと、入口で止まってしまう
この連載では、外国人のお客様に見つけてもらうための手順を、順番にお伝えしています。メニューの多言語対応の11回目は、注文方法の掲示です。
食券機のお店では、先にお金を入れて、ボタンを押して、出てきた券を店員さんに渡します。卓上注文のお店では、テーブルの端末やQRコードから注文します。日本の人には慣れた流れですが、初めての外国人のお客様には、どこで何をすればよいのか分かりません。
食券機の前で止まってしまうと、後ろに並ぶお客様にも、お店にも負担がかかります。注文方法を先に見せておけば、迷う時間を減らせます。
注文方法の掲示の作り方
掲示は、次の点を押さえて作ります。
手順に番号を振ります。「1」「2」「3」と順番に並べ、1つの手順に1枚の写真か図を添えます。
操作する場所を写真で示します。食券機のお金の投入口、ボタン、券の出口に矢印をつけると、言葉が読めなくても場所が分かります。
英語は短く1行にします。「Insert money」「Press a button」「Give the ticket to staff」のように、動作だけを書きます。
卓上注文は、QRコードの読み取り方も示します。スマートフォンのカメラを向ける図と、言語を選ぶ画面の写真を並べます。
置く場所と、来店前の見せ方
食券機のお店では、機械の横か、入口の外に掲示します。お金を入れる前に目に入る位置にすることが大切です。卓上注文のお店では、テーブルの上の卓上カードに置きます。
同じ写真は、Googleビジネスプロフィールの写真にも載せておくと、来店前のお客様が、注文のしかたを知ったうえで店を選べます。
『外国人に検索される 小さなお店の100の方法(仮題)』(技術評論社・2027年4月発売予定)でも、注文方法の掲示を取り上げる予定です。
次回は、支払い方法の多言語掲示を見ていきます。
ブランドマネージャー・ウェブ解析士の宮崎真一

