注文方法を掲示(食券機・卓上注文)(連載・第39回)

宮崎真一|ブランドマネージャー・ウェブ解析士

連載 Day 39 注文方法を掲示(食券機・卓上注文) 宮崎真一

注文のしかたが分からないと、入口で止まってしまう

この連載では、外国人のお客様に見つけてもらうための手順を、順番にお伝えしています。メニューの多言語対応の11回目は、注文方法の掲示です。

食券機のお店では、先にお金を入れて、ボタンを押して、出てきた券を店員さんに渡します。卓上注文のお店では、テーブルの端末やQRコードから注文します。日本の人には慣れた流れですが、初めての外国人のお客様には、どこで何をすればよいのか分かりません。

食券機の前で止まってしまうと、後ろに並ぶお客様にも、お店にも負担がかかります。注文方法を先に見せておけば、迷う時間を減らせます。

注文方法の掲示の作り方

掲示は、次の点を押さえて作ります。

手順に番号を振ります。「1」「2」「3」と順番に並べ、1つの手順に1枚の写真か図を添えます。

操作する場所を写真で示します。食券機のお金の投入口、ボタン、券の出口に矢印をつけると、言葉が読めなくても場所が分かります。

英語は短く1行にします。「Insert money」「Press a button」「Give the ticket to staff」のように、動作だけを書きます。

卓上注文は、QRコードの読み取り方も示します。スマートフォンのカメラを向ける図と、言語を選ぶ画面の写真を並べます。

置く場所と、来店前の見せ方

食券機のお店では、機械の横か、入口の外に掲示します。お金を入れる前に目に入る位置にすることが大切です。卓上注文のお店では、テーブルの上の卓上カードに置きます。

同じ写真は、Googleビジネスプロフィールの写真にも載せておくと、来店前のお客様が、注文のしかたを知ったうえで店を選べます。

『外国人に検索される 小さなお店の100の方法(仮題)』(技術評論社・2027年4月発売予定)でも、注文方法の掲示を取り上げる予定です。

次回は、支払い方法の多言語掲示を見ていきます。

ブランドマネージャー・ウェブ解析士の宮崎真一

宮崎真一

宮崎真一

ブランドマネージャー・ウェブ解析士

東京都葛飾区で、WordPress制作とウェブ解析を行っています。保有資格は、ブランドマネージャー1級、ウェブ解析士、SEO検定1級、色彩検定3級、生成AIパスポートです。デジタル庁デジタル推進委員、つくば市ワンストップ窓口相談員を務めています。