特典付きレビュー依頼を避ける(違反)(連載・第47回)

宮崎真一|ブランドマネージャー・ウェブ解析士

連載Day47 特典付きレビュー依頼を避ける(違反) 宮崎真一

口コミと引き換えの特典は、ポリシー違反になる

前回は、口コミを増やすための声かけ・POP・QRコードをお伝えしました。今回は、その反対側にある、やってはいけないお願いの仕方です。

「口コミを書いてくれたら、割引します」「投稿画面を見せてくれたら、ドリンクを1杯サービスします」。お客様に喜んでもらおうとして、こうした特典を付けるお店があります。しかし、口コミの投稿と引き換えに割引や景品を渡す方法は、Googleのポリシーで禁止されています。

書いてくれた口コミも、対象になりうる

特典を渡す相手は、お店のことを気に入ってくれたお客様です。書かれた内容が本心の感想であっても、特典と引き換えに集めた口コミであれば、ポリシー上の問題になります。

口コミが削除される、お店のプロフィールの表示に影響が出るなど、お店にとって不利益になる場合があります。口コミを増やすための工夫が、かえって信用を落とすことにつながります。

お店にできることは、お願いするところまで

前回の声かけ・POP・QRコードは、特典を付けずに、お願いするだけの方法です。会計のときの一言、席に置くPOP、投稿画面を開けるQRコードで、書きたいと思ったお客様が迷わず書ける状況をつくります。

特典の代わりに、書いてくれたお客様への感謝は、届いた口コミへの返信で伝えます。返信の書き方は、次回以降に順番に見ていきます。

『外国人に検索される 小さなお店の100の方法(仮題)』(技術評論社・2027年4月発売予定)でも、特典付きレビュー依頼を避ける理由を取り上げる予定です。

次回は、すべての口コミに返信する方法について見ていきます。

ブランドマネージャー・ウェブ解析士の宮崎真一

宮崎真一

宮崎真一

ブランドマネージャー・ウェブ解析士

東京都葛飾区で、WordPress制作とウェブ解析を行っています。保有資格は、ブランドマネージャー1級、ウェブ解析士、SEO検定1級、色彩検定3級、生成AIパスポートです。デジタル庁デジタル推進委員、つくば市ワンストップ窓口相談員を務めています。