写真が一枚もない店は、検索結果の中で「無い」のと同じ(連載・第7回)

連載Day7/100「写真ゼロの店は「無い」のと同じ」のアイキャッチ画像。宮崎真一の顔写真と、2027年04月発売予定『外国人に検索される 小さなお店の100の方法(仮題)』の告知を含む。

昨日の連載では、星評価と口コミ件数が、外国人のお客様にとって最初の足切りになるという話を取り上げました。今日は、その足切りを越えた後に、お客様が次に何を見て店を選んでいるかという話です。

写真は言葉の壁を越える手がかり

Googleマップやウェブ検索の一覧画面には、店名や評価の横に、その店の写真が小さく表示されます。外国のお客様の多くは日本語の店名や説明文を読み取れないため、この写真が、店の雰囲気や料理、外観を判断する手がかりになります。写真を見て、自分が探している店かどうか、入ってみたいと思える店かどうかを、言葉の壁を越えて判断しているのです。

写真が一枚もない店は、灰色の枠だけが残る

一方で、写真が一枚も登録されていない店は、一覧の中で灰色の枠だけが表示されます。実際に営業していて、料理も接客も優れていたとしても、その良さを伝える手がかりが検索結果の画面には何もありません。お客様の側からすると、他の店と並んだときに目に留まらず、存在していないのと同じように扱われてしまいます。

写真は誰が用意できるのか

写真は、店のオーナーが登録できるものに加えて、来店したお客様が撮影して投稿するものも表示されます。オーナー側で外観や内観、看板メニューといった写真を用意しておくことで、お客様が言葉を介さずに店の雰囲気を掴めるようになり、一覧の中で選ばれる可能性が変わってきます。

写真は、来店前の最初の手がかり

つまり、写真は、外国人のお客様にとって、来店前に店の雰囲気や信頼度を確かめる最初の手がかりです。写真が一枚もなければ、その手がかりが検索結果の画面にないまま、候補から外れてしまいます。

『外国人に検索される 小さなお店の100の方法(仮題)』(技術評論社・2027年4月発売予定)では、この写真登録の進め方についても、具体的な取り組み方として取り上げる予定です。

次回は、自分の店を匿名で検索し、今の見え方を確認する方法について見ていきます。

ブランドマネージャー・ウェブ解析士の宮崎真一