「near me」で見つかる店、見つからない店 — 位置情報検索の仕組み(連載・第5回)

「near meや近くの〇〇」で見つかる仕組みを紹介する連載Day5のアイキャッチ画像

昨日の連載では、母国語やローマ字での店名検索について取り上げました。今日はその先、外国人のお客様が旅行中に実際に使っている検索の言葉を、もう一つ見ていきます。

旅行中によく使われるのが、英語の「near me」や、母国語での「近くの〇〇」という検索です。店名がまだわからない段階でも、今いる場所の近くで探している飲食店や店舗を見つけるための検索の仕方です。

Googleマップやスマホでのウェブ検索は、この言葉が含まれていると、検索している人の現在地を基準に、近くにある候補を優先して表示します。つまり、店名を知られているかどうかとは別に、位置情報の検索だけで見つけてもらえる可能性があるということです。

このとき参照されるのが、Googleビジネスプロフィールに登録されている住所やカテゴリ、営業時間といった情報です。登録内容が実際の店舗と一致していなければ、近くにいる人の検索結果に正しく表示されないことがあります。

『外国人に検索される 小さなお店の100の方法(仮題)』(技術評論社・2027年4月発売予定)では、この位置情報検索に対応するための登録内容の整え方も、実際の手順として取り上げる予定です。

次回は、星評価と口コミ件数が最初の足切りになる仕組みについて見ていきます。

ブランドマネージャー・ウェブ解析士の宮崎真一