東京・葛飾区亀有で、1958年から続く八百屋の伊藤商店様(FOOD PLACE ITO)。毎朝、葛西市場で仕入れた野菜と果物を並べています。
伊藤商店様のGoogleビジネスプロフィールでは、2024年12月から毎週、セール日「うれきん」の情報を写真つきで投稿しています。投稿を続けて2年目の夏は、1年目の同じ3か月と比べて、Googleマップ(モバイル)での表示が30%、ルート検索が24%増えました。何を続け、数字がどう動いたかをご紹介します。
続けていること
- 毎週のセール日「うれきん」の情報を、その週の野菜や果物の写真とあわせて、Googleビジネスプロフィールに投稿する(2024年12月から)
- 口コミには、書き込まれた翌日に返信する
結果
マップ|お店のプロフィールを見た人が28%増えた
| 2025年 | 2026年 | |
|---|---|---|
| プロフィールの表示(合計) | 8,432回 | 10,794回 |
| Googleマップ(モバイル) | 5,782回 | 7,515回 |
| Googleマップ(パソコン) | 239回 | 277回 |
| Google検索(モバイル) | 2,077回 | 2,578回 |
| Google検索(パソコン) | 334回 | 424回 |
行動|ルート検索が176回から219回に
| 2025年 | 2026年 | |
|---|---|---|
| ルート検索 | 176回 | 219回 |
| 電話 | 28回 | 30回 |
| ウェブサイトへのクリック | 111回 | 84回 |
表示のうち約7割は、スマートフォンのGoogleマップからです。プロフィールを見た人は、ウェブサイトに進むよりも、その場でお店までのルートを調べることが多くなっています。
数字の読み方
- 比べている2つの期間は、どちらも投稿を始めた後です。「投稿を始めて増えた」ではなく、「投稿を続けた2年目が、1年目より増えた」という比較です
- 前年の同じ3か月と比べているので、季節による違いは入っていません
- ルート検索は、お店までの道順を調べた回数です。そのまま来店した人の数とは同じではありません
- 表示やルート検索の増加には、投稿以外の要因も含まれます。投稿だけが理由だとは言い切れません
- 口コミは月1件ほどのペースで、この1年で増えてはいません
次の課題
マップでの数字が伸びる一方で、ウェブサイトは検索からの訪問が減っています。GA4で日本からの訪問者を比べると、同じ3か月で1,585人から1,196人(25%減)でした。これまで検索で多く読まれていた記事の訪問が減ったことが、主な理由です。
一方で、ChatGPTからの訪問が、1年前の0セッションから204セッションになりました。次は、ChatGPTなどのAIから来た人と、マップでプロフィールを見た人が、ウェブサイトで知りたいこと(その週のうれきんの内容、営業時間、お店の場所)をすぐ確かめられるように、ページを見直します。
担当より|宮崎真一
近所のお客様が多い八百屋では、ウェブサイトを読み込んでから来店する人より、マップでお店を見て、そのまま道順を調べる人のほうが多いことが、今回の数字からわかります。
毎週のうれきんの投稿と、口コミへの翌日の返信は、1回ごとの手間は小さな作業です。それを1年半以上続けた結果を、表示とルート検索の数で確かめられました。次は、ウェブサイトの数字も、同じように毎月確かめられる形に整えます。

