Wi-Fiの案内が分からないと、お客様は店員さんに聞くしかない
この連載では、外国人のお客様に見つけてもらうための手順を、順番にお伝えしています。メニューの多言語対応の13回目は、Wi-Fi案内です。
外国人のお客様は、地図、翻訳アプリ、口コミの確認などのために、入店するとWi-Fiを探すことがあります。ネットワーク名とパスワードが日本語だけで、小さな文字で貼られていると、読み取れません。結局、忙しい時間帯に店員さんが一人ひとりに案内することになります。
案内を先に見せておけば、お客様は自分でつながれますし、お店の手間も減ります。
Wi-Fi案内の作り方
掲示は、次の点を押さえて作ります。
「Wi-Fi」と大きく書きます。文字は遠くからも見える大きさにして、Wi-Fiのマークを添えると、言葉が読めなくても伝わります。
「Network」と「Password」を2行で並べます。ネットワーク名とパスワードは、そのまま打ち込める形で書きます。
紛らわしい文字に注意書きを添えます。大文字と小文字の違い、数字の0とアルファベットのO、数字の1と小文字のlなどは、間違えやすいところです。
QRコードがあれば載せます。スマートフォンのカメラで読み取るだけでつながるので、打ち込む手間がなくなります。
利用条件があるときは、短く書きます。利用できる時間や、使えない席があれば、英語で1行にまとめます。
置く場所と、来店前の見せ方
案内は、入口の近くか、席に着いたときに目に入る場所に置きます。卓上カードにすると、どの席でも見つけてもらえます。
Wi-Fiがあることは、Googleビジネスプロフィールの情報にも設定できる項目があります。案内の写真と合わせて載せておくと、来店前のお客様が、Wi-Fiが使えるかどうかを知ったうえで店を選べます。
『外国人に検索される 小さなお店の100の方法(仮題)』(技術評論社・2027年4月発売予定)でも、Wi-Fi案内を取り上げる予定です。
次回は、トイレ・喫煙・客席ルールの掲示を見ていきます。
ブランドマネージャー・ウェブ解析士の宮崎真一

