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【SEO/MEO/AIO/LLMO週刊情報】2026年9月14日〜9月20日の最新ニュースまとめ

【SEO・LLMO・AIO】ウィークリーニュース

こんにちは、宮崎真一です。2026年9月14日から9月20日までの1週間で、SEO・MEO・AIO・LLMOの領域に何が起きたのかをまとめました。私は勘ではなく数字で判断することを大切にしていますので、今週も「確定した事実は何か」「それが中小事業者の数字にどう効くのか」の順で整理していきます。

🔍 SEO(検索エンジン最適化)

9月上旬に未確認の順位変動がありました。9月2日から4日ごろにかけて、順位変動を観測している複数の調査で大きな揺れが記録されています。ただしGoogleは公式には発表しておらず、Search Status Dashboard(Googleが確定したアップデートを掲載するページ)に載っている最新のランキング更新は、8月のスパムアップデートのままです。つまり「変動はあったが、Googleは認めていない」状態です。

9月13日ごろから、AIスクレイパーや順位計測ツールの遮断が強まっているという観測があります。Googleが検索結果を自動取得するツールへの対策を強化したとみられ、順位計測ツールの数値が普段と違う動きを見せる可能性があります。

ECサイト向けのガイドラインも更新されました。成人向け商品は商品フィードまたはマークアップでラベル付けすることが求められるようになりました。また、旧Content API for Shoppingが9月1日でサンセットを迎え、Merchant APIへ移行していない連携ではリクエストの失敗が出始めています。

生成AI体験に表示されるためのGoogle公式ガイダンスが拡充されました。AI OverviewsやAI Modeに取り上げられるために何をすべきか、Google自身の説明が少しずつ具体的になってきています。

▶ 宮崎真一の視点
未確認のアップデートに反応して、慌ててサイトを触らないでください。私がまず見るのは順位計測ツールではなく、Google Search Consoleの「検索パフォーマンス」です。直近28日と、その前の28日を並べて、クリック数・表示回数・平均掲載順位がどう動いたかを比べます。今週のように計測ツール側の遮断が強まっている局面では、ツールの数字が荒れること自体は珍しくありません。自社サイトの一次データを起点にすれば、外の騒ぎに振り回されずに済みます。ウェブ解析士として、私はここを何度でもお伝えしています。ECサイトを運営されている方は、Merchant APIへの移行が済んでいるかを今週中に確認しておくと安心です。

📍 MEO(マップエンジン最適化)

Gemini搭載の「Ask Maps」が、従来のQ&A欄に置き換わる形で広がっています。利用者が自然な言葉で質問すると、Googleビジネスプロフィールに登録された情報をもとにAIが答える仕組みです。プロフィールの記載内容そのものが、回答の材料になります。

再承認されたビジネスプロフィールでクチコミが消える不具合を、Googleが認識しています。一度停止され、その後復活したプロフィールで、過去のクチコミが表示されないケースが報告されています。

サプライヤー・アグリゲーター向けの検索ユニットに、ローカルビジネスが追加されました。地域の事業者が表示される枠が、少しずつ増えています。

あわせて、バリアフリー・ペット同伴・食事制限対応といった設定できる属性が増えており、30秒以下の短尺動画の投稿も活用されるようになっています。

▶ 宮崎真一の視点
AIが答える時代のMEOは、「書いていないことは答えてもらえない」という一点に尽きます。私は葛飾区を拠点に全国の事業者さんをお手伝いしていますが、営業時間・サービス内容・属性欄が空欄のままのプロフィールを本当によく見かけます。Ask Mapsのような仕組みは、空欄からは何も生み出せません。今週やるなら、属性欄を上から順に埋める作業が、費用ゼロで効果が読みやすい施策です。クチコミ消失の件は、万一起きたときに手元に証拠がないと問い合わせが難しくなります。現状のクチコミ件数と評価点を、月に一度スクリーンショットで残しておく。地味ですが、これも立派なデータドリブンです。

🤖 AIO(AI Overview・AI最適化)

AI ModeがAI Overviewsの中に統合され始めました。これまで別々だった2つの機能が、検索結果の中で1つになりつつあります。

「dynamic expansion」と呼ばれる挙動が導入されました。Googleがより詳しい回答のほうが役立つと判断したクエリでは、AI Overviewsが自動的に長い回答へ広がります。これまで必要だった「もっと見る」ボタンが、その場合は表示されません。

検索バーにAI Modeボタンを置くテストが行われています。AI ModeにはGemini 3.7 Flashが部分的に使われているとされています。なお、AI Overviews内でAI生成画像を表示するテストは、開始後まもなく一時停止されました。

GmailのAI Overviews検索が、英語設定の有料プラン利用者向けにグローバル展開されました。

▶ 宮崎真一の視点
「もっと見る」ボタンが消えるという変更は、地味に見えて影響が大きいと私は考えています。ボタンを押す動作が挟まらなくなる分、AI回答の中だけで完結してしまう割合が増える可能性があるからです。ここで見るべき数字は、Search Consoleの「表示回数は横ばい、あるいは増えているのに、クリック数だけが落ちている」という乖離です。これが出ていたら、AI回答に要約された可能性を疑う段階です。打ち手は、結論を先に書くこと、質問と答えの形(FAQ)で整理すること、そして構造化データで機械に読ませること。私はWordPressを構築する段階からSchema・構造化データを標準仕様にしていますが、既存サイトでも後からFAQ部分だけ整えることはできます。

💡 LLMO(大規模言語モデル最適化)

AI経由の参照トラフィックの内訳が更新されました。ある調査では、AI経由の流入のうちChatGPTが74.78%、Geminiが11.56%、Perplexityが7.23%を占めています。ただしChatGPTの比率は前年の79.74%から下がっており、GeminiやPerplexityが伸びている構図です。

AI検索からサイトへの流入は、2024年から2026年にかけて大きく伸びています。一方で、従来のGoogle検索と比べると流入の絶対量はまだ桁が違うという指摘もあります。過度な期待も、完全な無視も、どちらも正確ではありません。

引用の重なりが少ないという分析が出ました。6.8億件のAI引用を分析した調査では、ChatGPTとPerplexityの両方から引用されているドメインは11%にとどまったと報告されています。

なお、GEO・AEO・LLMOは呼び名が違うだけで、「AIの回答の中で自社が正しく引用・推薦される状態をつくる」という同じ取り組みを指します。まず整えるべきは会社概要・サービス内容・料金・実績・日付・担当者名といった公開情報の正確さだ、という点で、各所の指摘はおおむね一致しています。

▶ 宮崎真一の視点
引用が重なるドメインは11%だけ、という数字を私は興味深く読みました。裏を返せば、AIごとに別々の対策をしようとすると手が回らなくなる、ということでもあります。私がお勧めするのは逆の順番です。どのAIから読まれても同じ事実が返ってくる状態、つまり会社概要・料金・代表者名・対応エリア・更新日が、サイトのどのページから読んでも矛盾しない状態を先につくる。生成AIパスポートの学習を通じて改めて感じたのですが、大規模言語モデルは「正しく書いてあること」より先に「一貫して書いてあること」を拾います。古い料金表や、2年前のまま放置された実績ページが残っていないか。まずはそこからです。

ここまで4つの領域を挙げましたが、御社に本当に関係するのは、たいてい1つか2つです。どれが自社の数字に効くのかは、Search Consoleとビジネスプロフィールの管理画面を実際に開いてみないと決まりません。ご自身の数字を一緒に見ながら整理してみたい方は、30分の無料診断をご利用ください。平日8時から16時、オンラインで承っています。

まとめ

今週も、Googleが確定と認めたものと、観測にすぎないものが混ざっていました。私は、最新トレンドをすべて追いかけるより、自社のデータを起点に「今の自社に効く施策」を1つ選ぶほうが、結果につながると考えています。まずはSearch Consoleを開いて、先月と今月を並べてみてください。次に何をすべきかは、たいていそこに書かれています。

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