「そろそろ作り直そうか」と思ったら ── ホームページをリニューアルする前に、確かめてほしいこと

ホームページをリニューアルする前に、確かめてほしいこと

想定検索語: ホームページ リニューアル 効果 あるのか / サイト 作り直し 意味ない / 制作会社 作って終わり 後悔

公開日: 2026-07-02(Day31)

TL;DR(先に結論)

  • 成果が出ないサイトを「作り直す」前に、今のサイトのどこで人がつまずいているかを先に見つけたほうがいい。
  • 原因を確かめずに作り直すと、見た目は変わっても同じ弱点をそのまま新しいサイトに引き継ぐ。だから2回目も成果が出ない。
  • 確かめ方はむずかしくない。「誰が来て」「どこで離れて」「何を見ていないか」を数字と自分の目で3つ見るだけ。
  • リニューアルは、原因が分かったあとの最後の一手。順番を逆にしないことが、お金をドブに捨てないいちばんの近道。

「そろそろ、ホームページを作り直したほうがいいのかな」。

夜、同業の新しそうなサイトを見て、そう思ったことがあるかもしれません。今のサイトは3年前に頼んだきり。問い合わせもほとんど来ない。デザインも古く見える。だったら作り直せば変わるはず——そう考えるのは、とても自然なことです。

でも、その前に一度だけ立ち止まってほしいのです。作り直しても成果が出ない会社には、はっきりした共通点があります。それは「なぜ今のサイトが効いていないのか」を確かめないまま、作り直してしまうこと。 原因が分からないまま新しくすると、見た目だけ変わって、弱点はそっくり引き継がれます。これは、あなたの仕事の質の問題ではありません。順番の問題です。

なぜ「作り直す」だけでは成果が変わらないの?

古いサイトが効かない本当の理由は「見た目」ではなく「伝わっていないこと」にあるからです。 そこを直さずに見た目だけ新しくしても、成果は変わりません。

たとえば整体院を10年やってきた誠さん(仮名)は、腕には絶対の自信があります。来た人は必ず良くして帰す。でもサイトには「地域密着・丁寧な施術」としか書いていない。これは、隣町の整体院とまったく同じ言葉です。訪れた人は違いが分からず、結局いちばん安い、いちばん近い院を選びます。

このとき、サイトを新しいデザインで作り直しても、書いてある中身が「丁寧な施術」のままなら、結果は変わりません。人が離れているのはデザインが古いからではなく、「あなたに頼む理由」がどこにも書かれていないからです。作り直しは、この一番大事な部分を直すきっかけにはなりますが、作り直すこと自体が解決策ではないのです。

作り直す前に、何を確かめればいいの?

「誰が来て・どこで離れて・何を見ていないか」の3つを見れば、今のサイトの弱点はほぼ分かります。 特別なツールも専門知識も要りません。

一つ目は「誰が来ているか」。今のサイトに来ている人が、本当にあなたに来てほしいお客さんかどうか。同業者や、たまたま調べ物で来た人ばかりなら、そもそも見込み客が入口に立っていない、ということです。

二つ目は「どこで離れているか」。トップページは見られているのに、料金やプロフィールに進む前に帰っていないか。人が最後まで進まないページには、必ず理由があります。

三つ目は「何を見ていないか」。あなたが一番見てほしいページ——お客様の声、施術のこだわり、あなた自身の人柄——それが実は誰にも読まれていない、ということはよくあります。

この3つは、Googleアナリティクスなどの無料の記録で確かめられます。数字を見るのは苦手、という方も心配いりません。大事なのは細かい数字ではなく、「人がどこでつまずいているか」を一つ見つけること。 それが分かれば、作り直すべきか、それとも今のサイトの一部を直すだけで十分か、が見えてきます。

数字を見るのが苦手でも、自分で気づける方法はある?

あります。スマホで自分のサイトを、初めて来た人になったつもりで開いてみることです。 数字の前に、あなたの目でできる診断があります。

やり方はかんたんです。スマホで自分のサイトを開き、トップページを見て10秒以内に「これは何屋で、何が他と違うのか」が伝わるかを見てください。伝わらなければ、来た人も同じところでつまずいています。次に、料金や予約ボタンまで指がスムーズに届くか。途中で迷ったり、電話番号を探すのに手間取ったら、そこが離脱の原因です。

私自身、ウェブ解析士として多くのサイトを見てきましたが、成果が出ないサイトの大半は、難しい技術の問題ではなく「初めて来た人の目線が抜けている」という、この一点に集まります。 作り手や持ち主は中身を知りすぎているので、初見の人がどこで迷うかに気づけないのです。だからこそ、他人の目——あるいは自分を他人だと思い込んで見る目——が効きます。

実際に「作り直し」ではなく「伝え方の作り直し」で変わった例はある?

あります。技術はあるのに問い合わせが来なかった専門メーカーが、伝え方を整えて成果につなげた事例があります。

シーリング工事を手がける八汐シーリングさんは、確かな技術を持ちながら、それがサイト上で伝わっていませんでした。大きく作り直すよりも、「何ができる会社なのか」「なぜこの会社に頼むのか」を、事実に基づいて言葉と構成で整えたことで、問い合わせにつながる形に変わっていきました。詳しい経緯はこちらにまとめています。

https://shinichi-miyazaki.website/yashio-sealing-wordpress-case-study/

大切なのは、派手なデザインの一新ではなく、あなたの「らしさ」を、誇張せずに伝わる形にすること。ブランド(あなたらしさの言語化)で共感の入口をつくり、データ(人がどこでつまずくかの事実)で確かめる。この二つを両輪で回すと、「作り直すかどうか」の判断そのものが変わってきます。

そろそろ、あなたのサイトも確かめてみませんか

もし「今のサイトの、どこが効いていないのか」を自分で見きわめるのが難しいと感じたら、一度、外の目を入れてみるのも手です。

エルタジェールでは、30分の無料診断で「今のサイトのどこで見込み客がつまずいているか」を、煽らず、事実ベースでお伝えしています。作り直しをすすめるための場ではありません。むしろ「作り直さなくても、ここを直せば十分ですよ」とお伝えすることのほうが多いくらいです。お金を使う前に、原因を先に知る。その順番のお手伝いができればと思います。

30分無料診断はこちら

https://shinichi-miyazaki.website/free-consultation/

よくある質問

サイトが古く見えるので、やっぱり作り直したほうがいいのでは?

見た目の古さが原因で人が離れているとは限りません。まず「誰が来て・どこで離れているか」を確かめると、作り直すべきか、一部を直せば十分かが見えてきます。順番を逆にしないことが大切です。

アナリティクスを見たことがありません。難しくないですか?

細かい数字を読み解く必要はありません。「トップページは見られているのに、料金ページに進んでいない」といった、人がつまずく場所を一つ見つけるだけで十分です。まずはスマホで自分のサイトを初見の目で開くだけでも気づけます。

リニューアルには結局いくらかかりますか?

原因によって大きく変わります。全面リニューアルが必要な場合もあれば、文言と構成を整えるだけで済む場合もあります。だからこそ「作り直しありき」で見積もる前に、原因を確かめることをおすすめしています。

前の制作会社に「作って終わり」にされました。また同じことにならない?

原因を確かめずに作ると、誰が作っても同じ結果になりやすいです。逆に「どこがボトルネックか」を先に共有できていれば、作り直しでも改善でも、成果につながる打ち手を選べます。診断はそのための最初の一歩です。

診断を受けたら、必ず制作を頼まないといけませんか?

いいえ。診断は現状を知るためのもので、その場で発注をお願いすることはありません。「今のサイトのここを直せば十分」とお伝えして終わることも多くあります。—