「ネットからの問い合わせを増やしたい」と思って、ホームページを持っている。でも現実は、検索すると自分のサイトがどこにあるかさえわからない。Google検索で40位前後──それは、事実上「存在していない」のと同じ状態です。
エル・タジェールにご相談いただいたオールラウンド型の行政書士事務所では、サイトのリニューアルではなく、「検索結果での見え方」を変える戦略的な改善を実施しました。わずか半年で状況は一変します。
40位 → 10位以内
平均掲載順位の改善
半年
で問い合わせが明確に増加
「何でもできます」が、検索では弱みになっていた
この行政書士事務所が抱えていた課題は、サービスの質でも営業力でもありませんでした。「検索結果で見つけてもらえない」という構造的な問題でした。
①オールラウンド対応がGoogleに評価されにくい
建設業許可、相続、外国人ビザ、民泊など複数サービスに対応できる力は、依頼者にとっては頼もしい強みです。しかしGoogleは「専門性」を重視します。特定の分野に絞った特化型サイトの方が、そのキーワードでは上位表示されやすい──「何でもできます」という姿勢が、検索上では弱みになっていました。
②検索結果の「説明文」が自動生成されていた
Googleの検索結果に表示されるメタディスクリプション(説明文)が設定されておらず、Googleがサイトからランダムに文章を抽出して表示していました。「この事務所は何ができるのか」「なぜここに相談すべきか」が伝わらないまま、検索ユーザーは他の事務所のサイトをクリックしていました。
③サービスページがターゲットユーザーの検索意図とズレていた
各サービスページの内容は「何ができるか」の説明が中心で、「なぜこの行政書士に頼むべきか」という視点が欠けていました。検索ユーザーが知りたいのは、サービスの説明より「この先生に任せて大丈夫か」という判断材料です。
「Googleに評価され、依頼者に選ばれる」ための改善設計
①キーワードごとに「誰に何を伝えるか」を再設計
オールラウンド型の強みを活かしながら、各サービスページを「そのキーワードで検索している人が知りたいこと」に合わせて書き直しました。「建設業許可 葛飾」「相続手続き 行政書士」など、地域と専門性を組み合わせた検索で見つけてもらえるよう、ページごとに明確なターゲットを設定しました。
②検索結果に「選ばれる説明文」を設定
全ページにメタディスクリプションを手動で設定しました。「何ができるか」だけでなく、「なぜこの事務所か」という差別化ポイントを30字程度に凝縮。検索結果画面での「クリックされる確率」を高める文章設計です。
③ユーザー体験と情報構成の統一
複数サービスにまたがる問い合わせを受けやすくするため、ページ間の導線を整理しました。「相続について調べていたら、実は建設業許可についても相談できると知った」という偶発的な問い合わせが起きやすい設計に変えました。
半年で変わった、検索順位と問い合わせの数
大がかりなサイトリニューアルは行っていません。変えたのは「見え方」と「伝わり方」だけです。それでも、データは半年で明確に動きました。
| 指標 | 改善前 | 改善後 | 経営的な意味 |
|---|---|---|---|
| 平均掲載順位 | 40位前後 | 10位以内 | 検索結果の1ページ目に表示されるようになった |
| メタ説明文 | 未設定(自動抽出) | 全ページ手動設定 | 「なぜこの事務所か」が検索画面から伝わるようになった |
| ページ設計 | サービス説明中心 | 検索意図に合わせた再構成 | 訪問者が「自分ごと」として読めるようになった |
| 問い合わせ | ほぼゼロ | 明確に増加 | ネットが新規顧客獲得の窓口になった |
掲載順位が40位から10位以内になるということは、「存在しない」状態から「選択肢のひとつ」になるということです。あとは、来てくれた人が「ここに頼みたい」と思える内容になっているかどうか。その両輪が揃って初めて、ウェブが問い合わせ窓口として機能します。
行政書士・士業事務所の方へ
「サイトはあるが、ネットからの問い合わせが来ない」「Googleで自分の事務所が見つからない」「何を改善すればいいかわからない」──士業事務所からこういったご相談を多くいただきます。
検索順位の改善は、大きな予算をかけたリニューアルがなくても実現できます。現状のデータを確認し、「何が問題か」を特定することから始まります。エル・タジェールは、Google Search Consoleのデータをもとに、改善すべき優先事項を具体的にご提案します。

