タジェール爺さんの「道具整理」

「なんじゃ、御社では画面に並んだ数字の多さに目を回しておるのか? GA4は確かに高機能じゃが、全部を見る必要なんてないぞ。」
タジェールじゃ。
Googleアナリティクス4(GA4)になってから、「どこを見ればいいか分からない」「用語が難しすぎる」と嘆く声をよく聞く。だがな、商売の基本はいつの時代もシンプルじゃ。
「客が来て、商品を見て、買ったかどうか」
これだけ分かれば、商売は改善できる。
今日は、わしが職人の物差しで、御社が見るべき指標を「たった3つ」に絞ってみた。余計な数字は捨てて、この3つだけを毎日追いかけなさい。それだけでサイトは変わるぞ。
なぜ「全部」見てはいけないのか?
多くの人が挫折するのは、GA4という「巨大な図書館」の本を、1ページ目から全部読もうとするからじゃ。
中小企業のサイト運用において、そんな時間は無駄じゃ。
数字に溺れるな、意味を拾え
「エンゲージメント率」だの「イベント数」だの、小難しい言葉に惑わされるな。それらは単なる「現象」じゃ。
大事なのは、その数字の裏にある「客の感情」を読み取ること。
「楽しんでくれたか?」「ガッカリして帰ったか?」……それが見えなければ、どんな立派なレポートもただの紙切れじゃよ。
タジェール爺さんが厳選!見るべき「3つの指標」
よし、道具箱をひっくり返して、本当に使える3本だけを残したぞ。これじゃ。
① 「表示回数(ページビュー数)」:どれだけ看板が見られたか
まずは基本中の基本じゃ。「御社の店(ページ)が何回見られたか」を示す数字じゃな。

数が少なければ、そもそも客が来ていない。記事を書いたり、SNSで宣伝したりして、まずはこの数字を増やさんことには始まらんぞ。
② 「エンゲージメント時間」:どれだけじっくり商品を見たか
昔の「滞在時間」に近いが、もっと賢い指標じゃ。「画面が実際に表示され、客が見ていた時間」だけを測っておる。

これが短い(例えば10秒以下)なら、客は「思っていたのと違う」と即座に帰ってしまったということじゃ。逆に長ければ、御社の話(コンテンツ)に夢中になっておる証拠。「長さ=客の熱量」と覚えなさい。
③ 「コンバージョン数(キーイベント)」:どれだけレジを通ったか
お問い合わせ、資料請求、購入完了。サイトの「ゴール」に到達した回数じゃ。

これがゼロなら、いくらアクセスがあっても商売としては赤字じゃ。「見られているのに売れない」のか、「そもそも見られていない」のか。すべての改善はこの数字を増やすためにあるんじゃよ。
4. 【実践編】この3つをどう組み合わせて「診察」するか
道具は使い方が大事じゃ。この3つの数字を組み合わせて、サイトの健康状態を診断してみよう。
ケースA:表示回数は多いが、エンゲージメント時間が短い
- 診断: 「看板詐欺」の状態じゃ。
- 爺さんの処方箋:タイトルや広告で期待させすぎているか、記事の冒頭(リード文)がつまらないかじゃ。客がクリックした瞬間に「これだ!」と思える答えを、ファーストビュー(最初の画面)に置きなさい。
ケースB:時間は長いが、コンバージョンしない
- 診断: 「話は面白いが、売り場が分からない」状態じゃ。
- 爺さんの処方箋:記事はしっかり読まれておる。だが、最後に「お問い合わせはこちら」というボタンがないか、あっても目立たないんじゃろう。客の熱が冷めないうちに、スッと手を差し伸べる(ボタンを置く)のが職人の優しさじゃ。

数字を見るんじゃない。数字の向こうにいる『迷っている客』の姿を想像するんじゃ。
解析は「改善」のスタートラインに過ぎない
数字を見て満足してはいかん。「悪いところ」が見つかったら、すぐに直す(改善する)。この繰り返しこそが運用じゃ。
わしがまとめた「運用の教科書」には、解析で分かった課題をどう具体的なアクションに変えるか、その戦略の全てを記してある。
3つの指標が見えるようになったら、次はこの記事を読んで、本格的な「攻めの運用」を始めなさい。
結び:一人で数字と睨めっこするな

「たった3つなら、明日からでも見られそうじゃろ?」
最初はそれでいい。慣れてきたら、少しずつ見る範囲を広げればいいんじゃ。
もし、「3つの数字を見ても、どうしても改善策が思いつかない」「もっと深い分析をしてほしい」という時は、遠慮なくわしを頼りなさい。
わしらエルタジェールには、1級ウェブ解析士という「数字のプロ」がおる。
御社のサイトの隠れた「勝ち筋」を、定規で測るように見つけ出してやるわい。
【無料診断】御社のサイト、簡易診断してやるぞ
タジェール爺さんが、御社のサイトの「3つの指標」をチェックし、今すぐやるべき改善点をアドバイスします。難しい専門用語は使いません。

コメントを残す