昨日、Meetup 「クラシックとブロック。いまこそ知りたい、2つの違い」 #meetup に参加しました。
ここで得た洞察の中で、特に印象深かったのは、「WordPressでサイトを構築する際には、従来のデザインカンプにこだわるよりも、柔軟にアプローチする方がよい」という意見でした。これは、これまでのWEBデザイナーやコーダーの役割に対する考え方を根底から覆すものであり、私自身も大いに考えさせられました。
長らく、WordPressを利用したサイト構築のプロセスは、デザイナーが作成したカンプに基づいて進められてきました。しかし、ブロックエディタの進化とともに、その方法論にも変化が求められています。ブロックエディタを用いることで、静的なカンプに依存せずに、柔軟でダイナミックなデザインやコンテンツ構築が可能になっています。この変化に対応するためには、デザイナーは単に美しいデザインを作り出すだけでなく、ユーザー体験やサイトの機能面も含めた総合的な視点でアプローチする必要があります。
さらに、WordPressの今後の方向性についても議論が深まりました。登壇者の大串さんが提示した「WordPressはユーザーフレンドリーさを追求し続けている。馬車が自動車、そして自動運転車へと進化するように」という比喩は、その方向性を明確に示しています。WordPressは、テクノロジーの進化に合わせて、使いやすさや柔軟性を重視する姿勢を変えることなく維持していくとのことです。
この発言からも分かるように、私たちサイト構築者は常に技術の進化に敏感であり続ける必要があります。特に、WordPressのようなプラットフォームは日々進化し続けており、その裏には複雑化する技術的な仕組みがあります。この技術的な理解を深めることで、ユーザーフレンドリーなサイトを構築するための戦略を練り上げることができます。
私自身は、これまで構成からコーディングまでの幅広いスキルを磨いてきましたが、今後は特にブロックエディタに精通し、Theme.jsonをはじめとするさまざまなカスタマイズ手法を理解し、実践していきたいと考えています。それによって、より複雑化するWordPressの裏の仕組みに対応し、ユーザーフレンドリーなサイトをより効果的に構築できるよう努力していきます。
このウェビナーを通じて得た示唆に感謝し、今後も新たな技術とトレンドに敏感に対応し続けることで、WordPressコミュニティに貢献できる存在であり続けたいと思います。
https://www.meetup.com/ja-JP/learn-wordpress-online-workshops/events/300570866