■ 今週のハイライト
1. WordPress 6.9.1メンテナンスリリース公開
2月3日、WordPress 6.9.1がリリースされました。このショートサイクルメンテナンスリリースには、コアとブロックエディター全体にわたる49件のバグ修正が含まれています。ブロックエディター、メール、クラシックテーマなど複数の領域に影響する問題が解決されました。自動バックグラウンド更新をサポートするサイトは自動更新が進行します。
2. WordPress 7.0の具体的なリリススケジュール決定
次期メジャーバージョンWordPress 7.0のリリーススケジュールが正式決定しました。2026年4月9日のWordCamp Asiaでのリリースが予定されています。Beta 1は2月19日、RC1は3月12日予定です。Gutenberg Phase 3のコラボレーション機能や管理画面の近代化が主な新機能となります。
3. セキュリティアラート:複数プラグインに深刻な脆弱性
複数のWordPressプラグインで深刻な脆弱性が報告されています。特にTutor LMS(10万以上のサイトで使用)の脆弱性(CVE-2026-1375、CVSS 8.1)は、教育者権限以上のユーザーが他者のコースを改ざん・削除可能となる権限昇格の脆弱性です。
■ セキュリティ情報(緊急対応推奨)
【高い深刻度】Tutor LMS – IDOR脆弱性
- 対象バージョン: 3.9.5以前
- 修正バージョン: 3.9.6以降
- 深刻度: 高(CVSS 8.1)
- 内容: コース管理の権限チェック欠落により、自身が所有していないコースの変更・削除が可能
- 対応: 直ちに3.9.6以降へアップデートしてください
【その他の報告脆弱性】
- ShortPixel Image Optimizer: CSRF脆弱性(CVE-2026-1165)
- Fluent Forms: 認証なしでのショートコード実行
- ACF Extended(先月報告): 10万以上のサイトで権限昇格の脆弱性(CVE-2025-14533)
Wordfence無償版ユーザーは有料ユーザーより30日遅れて同等の保護が提供されます。
■ WordPress本体・プラグイン・テーマのアップデート
WordPress 6.9.1(メンテナンスリリース)
- リリース日: 2026年2月3日
- 内容: 49件のバグ修正
- 推奨: 自動更新または手動での更新を実施
- ダッシュボード > 更新から「今すぐ更新」で適用可能
Yoast SEO – 継続的な更新
Yoast SEOは1月版のSEO更新をリリースしており、AI関連の改善が進められています。Elementorとの連携も引き続きサポートされています。
■ 注目トピック(開発者・運営者向け)
Gutenberg 22.3〜22.4の最新機能
ブロックエディターの継続的な改善が進んでいます。新しいFonts画面、PHP-only blocks、早期機能の実装が次々と進行中です。Gutenberg採用率は2025年に60%を超え、フルサイト編集(FSE)は前年比145%増となっています。
WordCamp Asia 2026がいよいよ開催予定
2026年4月9日のWordCamp Asiaでは、WordPress 7.0の正式リリースが予定されています。また、国内でも2月14日に大阪でのWordPress Meetupイベントが開催されます。
■ 参考リンク
- WordPress 6.9.1メンテナンスリリース公式ページ
- プラグイン脆弱性情報(KUSANAGI)
- WordPress開発者向けニュース(1月版)
- ACF Extended脆弱性詳細(Wordfence)
- WordCamp Asia情報
【お願い】
セキュリティアップデートは最優先でお願いします。特にTutor LMSを使用されている方は早急にバージョン3.9.6以降へのアップデートをお勧めします。
ご質問やご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

