, ,

ボタンとバナーを、お客様ごとに見直す ― クリックは月5回から100回に【hide-aci工房様 サイト内の導線改善】

宮崎真一|ブランドマネージャー・ウェブ解析士

改善実績】CTAボタン最適化でクリック数20倍達成!

hide-aci工房様(株式会社アルファトゥリアジャパン)は、東京・葛飾で、帆布などの生地の販売と、トートバッグのオーダーメイド・OEM制作を手がけています。

2025年3月から5月にかけて、サイトの中のボタンとバナーを見直しました。このページでは、そのときに変えたことと、GA4で数えたクリックの数を記録します。

見直す前(2025年3月)

  • 問い合わせにつながるボタンは「お問い合わせ」の1種類だけで、小さく、色も控えめだった
  • サイトの中のバナーとボタン16種類のうち、3月にクリックがあったのは1種類だけだった
  • 生地を買いたい人、1個から作りたい人、企業としてOEMを頼みたい人に、同じ案内をしていた

変えたこと

ボタン:何をしてもらえるのかを、文言で伝える

  • 「お問い合わせ」から「無料見積もり・相談はこちら」のように、押した後に何ができるかが分かる文言に変えた
  • 背景との色の差をはっきりさせ、スマートフォンで押しやすい大きさにした
  • 読み終えたところにボタンがあるように、置き場所を見直した

バナー:お客様ごとに、伝えることを分ける

お客様バナーで伝えたこと
企業(OEM・PB)まとまった数の生産への対応、品質、納期
個人(オーダーメイド)1個から作れること、選べる生地の種類
生地を買う人60種類以上の生地、廃盤になった生地の代わりの提案、短い納期

結果

3月(見直す前)4月5月
問い合わせボタンのクリック5回100回85回
GA4のイベント数。2025年

5月には、16種類すべてのバナーとボタンにクリックがありました。多かったのは、トップのバナー(14回)、メッシュ素材(4回)、特殊素材(3回)、キャンバス生地(3回)で、残りの12種類は1〜2回ずつでした。

数字の読み方

  • 月ごとの前後の比較です。同じ時期に2つのパターンを出し分けて比べたテストではないため、季節や訪問者数の変化も含まれています。
  • もとの件数が少ないので、倍率ではなく回数でご覧ください。
  • クリックは、問い合わせや注文の件数ではありません。

この後、生地販売とオーダーメイド制作を分けて、サイト全体をリニューアルしました。問い合わせや来訪の数は、2025年9月のリニューアルの記録にまとめています。

担当より|宮崎真一

ボタンの文言や色は、小さな変更です。それでも、押した後に何ができるかが分からないボタンは、ほとんど押されていませんでした。

一方で、クリックが増えても、それがそのまま問い合わせになるとは限りません。この見直しで分かったことを、次のリニューアルで「お客様ごとにページを分ける」設計につなげました。

宮崎真一

宮崎真一

ブランドマネージャー・ウェブ解析士

東京都葛飾区で、WordPress制作とウェブ解析を行っています。保有資格は、ブランドマネージャー1級、ウェブ解析士、SEO検定1級、色彩検定3級、生成AIパスポートです。デジタル庁デジタル推進委員、つくば市ワンストップ窓口相談員を務めています。