「老舗の信頼があっても、ウェブでは見つけてもらえない」──4代続く亀有の八百屋が、Googleに1年で8.89万回表示されるようになるまで

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エル・タジェールでは、葛飾区亀有で4代続く老舗八百屋「伊藤商店」様(Food Place ITO)のホームページ制作を担当させていただきました。

https://www.itoshoten-kameari.tokyo/

伊藤商店トップ画像

プロジェクト概要

伊藤商店様は、葛飾区亀有で4代にわたって地域の皆様に愛され続けている老舗八百屋です。「生産者・販売店・消費者の視点で、お客様の豊かな食生活に貢献する八百屋」として、毎日葛西市場で厳選した新鮮な野菜と果物を提供されています。

「老舗の信頼があっても、ウェブでは見つけてもらえない」

葛飾区亀有で4代にわたり地域に愛されてきた伊藤商店。毎日葛西市場で仕入れる新鮮な野菜と、野菜ソムリエによる専門知識は、近隣のお客様なら誰もが知る強みです。

しかし「亀有 八百屋」とスマートフォンで検索するお客様には、その信頼が届いていませんでした。4代続く歴史も、毎朝の仕入れのこだわりも、ウェブ上では伝わっていなかったのです。

リニューアルと1年間の継続改善を経て、数字は大きく変わりました。

10倍

検索表示回数の増加

20本超

Google Discover採用記事数

8.89万回

年間検索表示回数

リニューアル前の経営課題

伊藤商店様が直面していたのは、多くの地域密着型の老舗が抱える共通の課題でした。

  • ウェブで見つけてもらえない:「亀有 八百屋」「葛飾 野菜」で検索しても上位に出てこない。ネットで探すお客様にリーチできていない状態でした。
  • 老舗の信頼がウェブで伝わらない:4代続く歴史、毎朝の市場での仕入れ、野菜ソムリエの専門知識──これらの価値がホームページ上で表現できていませんでした。
  • 発信が「一度きり」で終わっていた:季節ごとの野菜情報や店の日常を継続的に発信する仕組みがなく、更新が止まったサイトになっていました。

「お店に来てくれたお客様には信頼してもらえている。でも、初めて検索で来たお客様には何も伝わっていない」──この状態を変えることが、今回のプロジェクトの出発点でした。

「検索で見つけてもらう」ための3つの設計

①4代続く「物語」をウェブで表現する

「生産者・販売店・消費者の視点で、お客様の豊かな食生活に貢献する」というコンセプトを軸に、4代続く老舗としての歴史と哲学をサイト全体に浸透させました。毎朝の葛西市場での仕入れの様子、丁寧な陳列へのこだわりを写真と文章で表現し、「このお店から買いたい」という信頼を形成する設計にしています。

②野菜ソムリエの専門知識を「コンテンツ」にする

野菜ソムリエMrs. Yukoの専門知識を活かした季節の野菜特集記事を定期的に発信。「春野菜の選び方」「新玉ねぎの保存方法」など、お客様の生活に直接役立つ情報が、Googleに継続的に評価される資産となっていきました。単なる商品紹介ではなく、「このサイトには来るたびに新しい価値がある」という体験の設計です。

③継続的な発信をGoogleに評価させる仕組み

記事の更新と並行して、Googleビジネスプロフィールを毎週更新。季節商品の投稿、店舗写真の追加、お客様とのやり取りを通じて、地域検索での露出を最大化しました。「一度作って終わり」ではなく、継続的に育てることで、Googleのアルゴリズムからの信頼度が積み上がっていきます。

数字で見る変化──1年間で何が起きたか

リニューアルから約1年間、継続的にコンテンツを更新し改善を重ねた結果、以下の成果が生まれました。

指標数値経営的な意味
年間検索表示回数8.89万回過去比10倍──「亀有の八百屋」として認知される土台ができた
年間クリック数2,089回検索から実際にサイトを訪れる人が継続的に増加
Google Discover採用20本超探していないお客様にも、季節の野菜情報が届くようになった
Discover表示数6.68万回記事が「プッシュ型」でスマホに届けられる
Discover CTR7.1%タイトルと内容が「読みたい」と思わせる品質を達成

特筆すべきはGoogle Discoverへの採用です。Discoverは、ユーザーが検索しなくてもGoogleが自動的に表示するフィード。「亀有の八百屋を探している」ではなく「野菜に興味がある」人のスマートフォンに、伊藤商店様の記事が届くようになりました。これは継続的なコンテンツ発信を1年以上続けた結果として得られた評価です。

地域密着型ビジネス・老舗の方へ

「長年の常連さんはいる。でも、新しいお客様がウェブから来ない」「お店の良さを、検索で来た人に伝えられていない」──飲食店・小売店・地域サービス業の方から、このようなご相談をよくいただきます。

伊藤商店様の事例が示すのは、老舗の信頼と専門知識こそが、継続的なウェブ集客の「武器」になるということです。それをデジタルで表現し、更新し続ける仕組みを作ることで、検索からの新規顧客を安定的に呼び込めるようになります。

エル・タジェールは葛飾区を拠点とし、地域密着型ビジネスのウェブ制作・運用改善を得意としています。まずはお気軽にご相談ください。


執筆者紹介

横浜開港記念館での横浜WordPressミートアップで登壇しました

戦略的ウェブ制作工房エルタジェール代表。
WordPress勉強会アドバイザーウェブ解析士SEO検定1級
・生成AIパスポート資格を保有し、デジタル庁デジタル推進委員も務める。WordPress専門のウェブ制作と、データドリブンなSEO・ウェブ解析コンサルティングを提供。「作るだけでなく、数字で成果を出す」をモットーに、中小企業のデジタル成長を支援。

ウェブ解析士協会の公認インタビュー記事でも専門性が紹介されています。

あなたのビジネスのデジタル成長パートナーとして、 売上向上・問い合わせ増加まで伴走します。
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