
製造業の経営者の皆様、こんな悩みを抱えていませんか。
「ホームページは作ったけれど、全く問い合わせが来ない」
「技術力には自信があるのに、それがWebで伝わらない」
「BtoB向けなのかBtoC向けなのか、どう打ち出せばいいかわからない」
——実は、これらは製造業がWeb集客で直面する典型的な課題です。
しかし、正しい戦略とデータに基づいた改善を行えば、製造業こそWeb集客で大きな成果を出せる業種なのです。
本記事では、葛飾区を拠点とする2社の製造業、hide-aci工房(生地販売・トートバッグ製造)と有限会社八汐シーリング(シール印刷専門)の実例をもとに、検索順位41位から19.8位への改善、問い合わせ月5件から20件への4倍増、CTAクリック月5回から100回への20倍増を実現した具体的な戦略を完全公開します。
ウェブ解析士・SEO検定1級・デジタル庁デジタル推進委員として50社以上を支援してきた私、宮崎が、実在企業の実データと実績URLを示しながら、御社でも再現可能な製造業Web集客の成功法則をお伝えします。
製造業がWeb集客で直面する3つの壁
製造業の社長様から「ホームページはあるんだけど、全然問い合わせが来ないんだよね」という相談を、私はこれまで数十回以上受けてきました。技術力は素晴らしく、既存顧客からの信頼も厚い。それなのに、なぜWebからの新規顧客獲得がうまくいかないのでしょうか。
その理由は、製造業特有の3つの壁にあります。
第一の壁:製造業の持つ「見えにくさ」
工場内部での作業、専門的な加工技術、素材の特性——これらは実際に見れば素晴らしい価値があるのに、ホームページ上では伝わりにくいのです。専門用語が並ぶだけのページでは、初めて訪問した人は「自分には関係ない」と判断し、すぐに離脱してしまいます。技術力の高さが、かえって顧客との距離を生んでしまう皮肉な状況が生まれているのです。
第二の壁:BtoBとBtoCの狙い分け困難さ
製造業の多くは、法人向け大口案件と個人向け小ロット案件の両方に対応可能な体制を持っています。しかし、ホームページ上でそれが混在していると、法人顧客は「個人向けの会社かな」と思い、個人顧客は「法人専門で自分は相手にされないかも」と感じてしまいます。どちらにも響くように作ったつもりが、結果としてどちらにも響かないという事態に陥るのです。
第三の壁:「とりあえずホームページ」。
10年前に一度作って以来更新していない、問い合わせフォームはあるけれど動作確認をしていない、スマートフォンで見ると文字が小さくて読めない——こうした状態のホームページは、もはや営業ツールとしての機能を果たしていません。むしろ、古い情報や使いにくいサイトが「この会社、大丈夫かな?」という不安を生み、かえって機会損失を招いているのです。

製造業の社長さんから「ホームページはあるんだけど、全然問い合わせが来ないんだよね」という相談をよく受けるんじゃ。技術力は素晴らしいのに、それがWeb上で伝わっておらん。これは非常にもったいない話じゃのう。
本記事では、これらの壁を乗り越え、実際に大きな成果を出した2社の製造業の事例を詳しく解説していきます。
一つ目は、BtoB(企業向け生地卸)とBtoC(個人向けオーダーメイドバッグ)を両立させながら検索順位とクリック率を大幅改善したhide-aci工房。
二つ目は、創業56年の老舗としてBtoB特化型のシール印刷で専門技術の可視化に成功した有限会社八汐シーリング。
この2社の異なるアプローチから、御社に最適な戦略が見えてくるはずです。
製造業の2社|異なるビジネスモデルと成功へのアプローチ
実装施策|6ヶ月間で実行した具体的アクション
戦略を立てることと、それを実行することは全く別の話です。どれだけ優れた戦略も、実装されなければ絵に描いた餅に過ぎません。ここでは、hide-aci工房での6ヶ月間のプロジェクトで、私たちエル・タジェールが具体的にどのような施策を実行したのかを、フェーズごとに詳しく解説します。
フェーズ1:サイト構造改善(1〜2ヶ月目)
最初の2ヶ月は、サイト全体の骨格を作り直すことに集中しました。まず取り組んだのは、トップページの全面リニューアルです。
ファーストビュー
ファーストビューで最も重要なのは、訪問者が「このサイトは自分のためのものだ」と瞬時に理解できることです。hide-aci工房では、BtoB/BtoC選択ボタンを画面中央に大きく配置しました。「企業様向け」「個人のお客様」という明確な表記により、訪問者は迷うことなく自分に合ったページへ進めます。
信頼性要素
信頼性要素の追加も重要でした。「創業○年」という年数表記は、老舗としての信頼性を示します。hide-aci工房の場合、具体的な取引実績社数、保有する生地在庫の種類数など、数値で示せる実績をすべて明記しました。抽象的な「豊富な実績」ではなく、「取引企業50社以上」「生地在庫200種類以上」という具体的な数字が、訪問者の信頼を獲得するのです。
スマホ対応
スマホ対応の徹底も不可欠でした。現在、BtoB顧客であっても、最初の情報収集はスマートフォンで行うケースが増えています。レスポンシブデザインを採用し、スマホ画面でもストレスなく閲覧できる設計にしました。文字サイズ、ボタンのタップ領域、画像の表示速度など、細部まで調整しました。
製品ページ
製品ページの再構築にも力を入れました。hide-aci工房の場合、生地カタログページを素材別(綿/麻/ウール等)と用途別(バッグ/衣類/インテリア)のマトリクス構造で整理しました。訪問者は「綿のバッグ用生地」というように、自分のニーズに合った情報へ直接アクセスできます。
制作事例
トートバッグ製作事例のギャラリーページでは、写真を大型化し、各事例に制作背景のストーリーを追加しました。「企業ノベルティとして300個製作」「結婚式の引き出物として50個製作」など、具体的な用途を示すことで、訪問者は「自分の場合もこうなるんだ」とイメージしやすくなります。
価格表
価格表の透明化も実施しました。製造業の多くは「価格は案件によって異なる」という理由で価格を明示しませんが、これが問い合わせハードルを上げています。hide-aci工房では、「トートバッグ1個から対応可能、3,000円〜(デザイン・素材により変動)」と明記しました。完全な価格ではなくても、目安を示すことで訪問者の不安が解消されます。
問い合わせフォーム
問い合わせフォームの最適化も重要でした。改善前のフォームは入力項目が12項目もあり、訪問者にとって大きな負担でした。これを5項目(名前、メールアドレス、電話番号、問い合わせ内容、個人/法人の選択)に削減しました。入力項目が減るだけで、問い合わせ完了率は劇的に向上します。
2つのフォーム
さらに、BtoB用とBtoC用で別々のフォームを用意しました。BtoB用フォームには「希望ロット数」「納期」といった項目を追加し、BtoC用フォームには「デザインイメージ」「予算」といった項目を追加することで、それぞれの顧客にとって答えやすい設計にしました。
自動返信メール
自動返信メールの設定も忘れてはいけません。問い合わせ送信後、即座に「お問い合わせありがとうございます。2営業日以内にご返信いたします」という自動返信メールが届くことで、訪問者は「ちゃんと届いたんだ」と安心できます。この安心感が、信頼性向上につながるのです。
フェーズ2:SEO対策実施(2〜4ヶ月目)
サイト構造の改善が完了した後、SEO対策に本格的に取り組みました。
タイトルタグ
タイトルタグの改善は、SEOの基本中の基本です。改善前のhide-aci工房のトップページタイトルは単に「hide-aci工房」でした。これでは、どんなサービスを提供している会社なのかが全く伝わりません。改善後は「葛飾区の生地販売・オーダーメイドトートバッグ製作|小ロット対応hide-aci工房」としました。地域名、サービス内容、差別化ポイント、そして社名を盛り込んだタイトルです。
メタディスクリプション
メタディスクリプション(検索結果に表示される説明文)も全ページで最適化しました。単なるサービス説明ではなく、検索意図とベネフィット(顧客が得られる価値)を明記することが重要です。「葛飾区で生地をお探しなら、hide-aci工房。綿・麻・ウール等200種類以上の在庫から選べます。トートバッグは1個から製作可能、最短3営業日納品。まずはお気軽にご相談ください」というように、具体的な数値と行動喚起を含めました。
見出しタグ
見出しタグ(h1/h2/h3)の階層構造整理も実施しました。h1タグはページに1つだけ、最も重要なキーワードを含める。h2タグで大見出し、h3タグで小見出しという明確な階層構造を作ることで、Googleがページの内容を正確に理解できるようになります。
コンテンツSEO
コンテンツSEOとして、ブログを開設しました。「生地の選び方|用途別おすすめ素材ガイド」「トートバッグのサイズ選定|A4サイズから大容量まで」「オーガニックコットンとは?環境に優しい生地の魅力」など、顧客が知りたい情報を月4本のペースで投稿しました。これらの記事は、単なる情報提供ではなく、hide-aci工房の専門性を示すコンテンツとして機能します。
専門用語解説
専門用語解説ページも作成しました。「オンス」「帆布」「綿番手」といった専門用語は、業界の人には当たり前でも、一般の人には全く理解できません。これらを分かりやすく解説するページを作ることで、ロングテールキーワード(「オンスとは」「帆布 読み方」など)での検索流入を獲得できます。
地域情報
地域情報の発信も効果的でした。「葛飾区のものづくり文化」「下町の生地問屋街の歴史」「地場産業との連携事例」など、地域に根ざした記事を書くことで、「葛飾区 生地」といった地域SEOキーワードでの順位向上につながります。
内部リンク
内部リンクの最適化も重要です。関連する生地紹介ページと製作事例ページをクロスリンクすることで、訪問者はサイト内を回遊しやすくなります。パンくずリスト(現在地を示すナビゲーション)を設置し、訪問者が今どのページにいるのかを常に分かるようにしました。
Google Search Consoleにサイトマップを送信し、Googleに対して「このサイトにはこれらのページがあります」と明示的に伝えました。これにより、新しく作成したページが速やかにGoogleにインデックスされます。
フェーズ3:CTA改善とユーザビリティ向上(4〜6ヶ月目)
SEO対策により検索順位が上がり、訪問者が増えてきた段階で、次はその訪問者を問い合わせに転換する施策に注力しました。
CTAボタン

CTAボタンの戦略的配置については、前述の通り徹底的にA/Bテストを実施しました。ボタンの色については、オレンジ、グリーン、ブルー、レッドの4色でテストを行いました。結果、オレンジ色が最も高いクリック率を示しました。これは、オレンジが「行動を促す色」として心理学的にも効果が実証されているためです。
ボタンの文言については、「相談する」「見積もり依頼」「お問い合わせ」「今すぐ相談(無料)」「まずは相談(無料)」の5パターンでテストしました。最も効果が高かったのは「まずは相談(無料)」でした。「まずは」という言葉が「とりあえず聞いてみるだけでもいいんだ」という心理的ハードルを下げ、「無料」という明示が「お金はかからないんだ」という安心感を与えたのです。
スクロール追従型CTAボタンも導入しました。スマートフォンで閲覧する際、画面下部に常にCTAボタンが表示されるようにしました。訪問者がどこまでページをスクロールしても、「問い合わせる」という選択肢が常に目に入る設計です。
CTAボタン改善の詳細な分析データは、https://shinichi-miyazaki.website/archive/hide-aci-button/ で公開しています。どのボタンがどれだけクリックされたか、どの文言が効果的だったか、実際の数値をご覧いただけます。

CTAボタンひとつとっても、色・位置・文言で結果が劇的に変わるんじゃ。hide-aci工房さんでは20パターン以上テストして、最終的に月5回→100回(20倍)のクリックを実現した。これがExperience(実体験)に基づく改善の力じゃのう。
モーダルダイアログ
モーダルダイアログ(ポップアップウィンドウ)の導入も効果的でした。訪問者がページを離脱しようとしたタイミング(マウスカーソルが画面外に出た瞬間)で、「お困りですか?お気軽にご相談ください」というメッセージのポップアップを表示しました。これにより、離脱を防ぎ、問い合わせへの転換率を高めることができました。
コンテンツ

信頼性強化コンテンツの充実も重要でした。お客様の声ページを新設し、実際に利用した顧客の写真と実名(掲載許可取得済み)、そして具体的な感想を掲載しました。「企業ノベルティとして300個発注しましたが、品質も納期も完璧でした」「初めてのオーダーメイドで不安でしたが、丁寧に相談に乗っていただき、理想のバッグができました」といった生の声が、訪問者の信頼を獲得します。
製作工程動画の撮影・掲載も実施しました。工場内部での生地のカット、縫製、検品といった工程を動画で見せることで、「この会社は本当に作っているんだ」という信頼感が生まれます。製造業にとって、工場内部を見せることは大きな信頼性の証明になるのです。
よくある質問(FAQ)ページも充実させました。多くのFAQを掲載し、「こんなことも頼めますか?」「データがなくても大丈夫ですか?」「支払い方法は?」「キャンセルは可能ですか?」といった、顧客が抱きがちな不安や疑問に先回りして答えました。FAQが充実していることで、問い合わせ前の不安が解消され、問い合わせ数が増加します。
SNS連携による親近感醸成(八汐シーリング型)

八汐シーリング様では、hide-aci工房とは異なるアプローチとして、SNS連携を積極的に活用しました。
X(旧Twitter)の埋め込み施策として、トップページに八汐シーリング様の最新投稿を自動表示するウィジェットを設置しました。投稿内容は、工場の稼働状況、製造工程の様子、年末年始のスケジュール、ロールシール製造の現場風景など、日常的な情報です。
これらの投稿が持つ効果は、単なる情報提供以上のものがあります。「今日はバーコードシール1,000枚を製造中です」「食品シールの色校正を確認しています」といった投稿を見ることで、訪問者は「この会社、ちゃんと稼働しているんだ」「顔が見える企業だな」と感じます。BtoB顧客にとって、発注先が信頼できる企業かどうかは重要な判断基準です。SNSでの日常発信が、その信頼感を醸成するのです。
透明性の強化として、八汐シーリング様では「工場見学可能」を明記しました。「実際に見て確認できる」という選択肢があること自体が、大きな安心感につながります。製造工程の写真も多数掲載し、シール印刷のプロセスをブラックボックス化せず、オープンにしました。
2代目兄弟が営業と製造を担当しているという家族経営の側面も、積極的に打ち出しました。「顔が見える経営者」というのは、特にBtoB取引において重要です。大企業のように担当者がコロコロ変わるのではなく、いつも同じ人が対応してくれるという安心感が、継続取引につながります。

CTAボタンひとつとっても、色・位置・文言で結果が劇的に変わるんじゃ。hide-aci工房さんでは20パターン以上テストして、最終的に月5回→100回(20倍)のクリックを実現した。これがExperience(実体験)に基づく改善の力じゃのう。
フェーズ4:継続運用とデータモニタリング(6ヶ月目以降)
6ヶ月間の集中的な改善施策が一段落した後も、Web集客は継続的な取り組みが必要です。
週次ミーティング
週次レポートの共有として、毎週月曜日に前週のデータをまとめたレポートをクライアント様に送付しました。検索順位の変動、アクセス数の推移、問い合わせ数の変化を一覧表にし、「先週は○○というキーワードで順位が上がりました」「問い合わせが前週比20%増加しました」といった具体的な情報を共有します。
月次ミーティング
月次ミーティングでは、月に一度、対面またはオンラインでクライアント様と打ち合わせを行いました。データを見ながら、「今月はこの施策が効果的だった」「来月はこの部分を改善しましょう」と次のアクションを決定します。このPDCAサイクル(Plan計画・Do実行・Check評価・Action改善)を回し続けることが、継続的な成果につながるのです。
季節需要対応
季節需要への対応も重要でした。トートバッグの需要は、入学シーズン(3〜4月)、企業のノベルティ需要期(年末)、イベントシーズン(夏)に高まります。それぞれのシーズンの2ヶ月前から、該当する商品ページの強化やブログ記事の投稿を行うことで、需要の波に乗ることができます。
こうした6ヶ月間の施策により、hide-aci工房は劇的な成果を達成しました。次の章では、その具体的な数値を詳しく見ていきます。
製造業と一言で言っても、そのビジネスモデルは多様です。BtoBとBtoCを両立させる企業もあれば、BtoBに特化して専門性を深める企業もあります。新興企業として機動力を活かす企業もあれば、老舗として長年の信頼を武器にする企業もあります。ここでは、葛飾区を拠点とする2社の製造業の実例を通じて、それぞれの特性に応じたWeb戦略の違いを見ていきましょう。
hide-aci工房|BtoB/BtoC両立・データドリブン改善型

hide-aci工房は、東京都葛飾区を拠点とする生地販売とオーダーメイドトートバッグ製作の専門企業です。事業内容は大きく二つの柱から成り立っています。一つは、綿、麻、ウール、ポリエステル等の各種生地の販売。もう一つは、オーダーメイドトートバッグ・エコバッグの製作です。
顧客層も二層構造になっています。BtoB顧客としては、アパレル企業、雑貨店、イベント運営会社等があり、生地の卸販売や企業ノベルティ用のバッグ製作を依頼されます。BtoC顧客としては、個人のオリジナルバッグ制作希望者が中心で、「世界に一つだけのバッグを作りたい」というニーズに応えています。
hide-aci工房の最大の強みは、小ロット対応が可能であること、豊富な生地在庫を持っていること、短納期に対応できること、そしてデザイン相談に乗れることです。大手では難しい柔軟な対応力が、同社の競争優位性となっています。
しかし、Web集客改善に取り組む前の状況は決して楽観できるものではありませんでした。ホームページは存在していましたが、更新頻度が低く、問い合わせ導線も不明確でした。訪問者は「どこから相談すればいいのか」がわからず、結果として行動を起こさないまま離脱していたのです。
データで見ると、その課題は一層明確になります。主要キーワードでの検索順位は平均41位。これは検索結果の2ページ目以降に埋没している状態です。CTR(クリック率)は4.9%で、業界平均を下回っていました。月間の問い合わせ数は約5件でしたが、そのほとんどは既存顧客からの紹介経由であり、Web経由の新規顧客獲得はほぼゼロに近い状態だったのです。
製造業特有の課題も顕著でした。技術や素材の説明が専門的すぎて、初見の人には伝わらない。BtoB案件は単価が高いが件数が少なく、BtoC案件は件数が多いが単価が低い。そのため、どちらにフォーカスすべきかが不明確でした。さらに、競合他社として大手生地問屋や中国製格安バッグメーカーが存在する中で、自社の差別化ポイントが曖昧になっていたのです。

hide-aci工房さんの初回ヒアリングで印象的だったのは「うちの生地は本当にいいものなんです」という熱い想いじゃった。でも、その「いいもの」が何なのか、Webサイトでは全く伝わっておらんかったんじゃよ。Experience(体験)を言語化する作業から始めたんじゃ。
私たちエル・タジェールがhide-aci工房様の支援を始めたのは、そのような状況からでした。
公式サイトは https://hide-aci.com/ で、現在では改善後の姿をご覧いただけます。
また、エル・タジェール制作実績ページ https://shinichi-miyazaki.website/hide-aci/ では、このプロジェクトの詳細を公開しています。
有限会社八汐シーリング|BtoB特化・老舗信頼性×専門技術可視化型

一方、有限会社八汐シーリングは、hide-aci工房とは異なるアプローチで成功を収めた製造業です。東京都葛飾区四つ木を拠点とし、創業56年という長い歴史を持つシール印刷専門企業です。
事業内容は、工業用シール、食品用シール、物流用シール、衣料用シールなど、多岐にわたるシール製品の製造です。訂正シール、修正シール、食品シール(成分表示・賞味期限対応)、化粧品シール、バーコードシール(在庫管理・販売管理用)、封印・開封防止シール、銘板シール(製品仕様・安全注意表示)、駐輪シール、ポッティングシール(樹脂盛り加工)、エンボスシール(立体加工)、無地シール(プリンター対応)など、11種類以上の商品ラインナップを持っています。
顧客層は主にBtoBで、製造業、小売業、物流業などの企業が中心です。ただし、個人顧客にも対応可能な柔軟性を持っています。2代目である兄弟お二人が営業と製造を担当する家族経営の企業であり、「親切・丁寧・品質向上はお客様のため自分のため」という先代からのモットーを守り続けています。
八汐シーリング様の強みは、都内好立地(葛飾区)という地理的優位性、最短即日対応という機動力、工場見学可能という透明性、予算に応じた柔軟な価格設定、全国協力工場ネットワーク、そして版下データ作成対応です。零細企業ならではの小回りの良さと、創業56年の老舗としての信頼性が共存しているのが特徴です。
八汐シーリング様のWeb戦略は、hide-aci工房とは異なるアプローチをとりました。11種類以上の商品ラインナップを体系的に整理し、訪問者が求める情報に素早くアクセスできる構造を構築。専門技術情報として、印刷素材(紙ベース、PETベース、塩ビベース、合成紙ベース等)や粘着材(一般強粘、強粘着、弱粘着等)の詳細解説を掲載し、専門知識のない顧客でも安心して発注できる環境を整えました。
特徴的なのは「こんなお悩みありませんか?」セクションの設置です。顧客が抱える6つの典型的な悩み——品質へのこだわり、予算の制約、コミュニケーションの不安、信頼できる会社選び、素材知識の不足、データ作成の不安——を先回りして提示し、それぞれに対する八汐シーリング様の解決策を明示しました。
さらに、X(旧Twitter)の埋め込みによるリアルタイム情報発信も効果的でした。工場の稼働状況、製造工程の様子、年末年始のスケジュール、ロールシール製造の現場風景などを投稿することで、「顔が見える企業」としての親近感を醸成し、BtoB顧客の信頼感向上につなげたのです。

八汐シーリング様は創業56年という歴史が最大の武器じゃ。でも、その信頼性をWebで伝えなければ、新規顧客には届かん。専門的な素材情報を分かりやすく解説し、工場見学可能という透明性をアピールすることで、「この会社なら安心」と思ってもらえる設計にしたんじゃよ。
八汐シーリング様の詳細な実績は、https://shinichi-miyazaki.website/yashio-sealing-wordpress-case-study/ でご覧いただけます。
hide-aci工房と八汐シーリングを比較すると、その違いが明確になります。hide-aci工房はBtoB/BtoC両立型で、数値データを重視し、CTA改善で問い合わせを4倍にしました。一方、八汐シーリングはBtoB特化型で、老舗の信頼性を強調し、専門知識の可視化とSNS活用で顧客の不安を解消しました。どちらが正解というわけではなく、自社のビジネスモデルと強みに応じた最適な戦略が存在するのです。
戦略設計|データ分析から見えた勝ち筋
製造業のWeb集客を成功させるには、まず現状を正確に把握することが不可欠です。ウェブ解析士として私が最初に行うのは、Google Search ConsoleとGoogle Analyticsを用いた徹底的なデータ分析です。hide-aci工房の事例を中心に、どのように現状を分析し、勝ち筋を導き出したのかを解説します。
ウェブ解析で明らかになった現状
hide-aci工房のGoogle Search Console解析結果からは、大きな機会損失が明らかになりました。検索クエリ分析を行うと、「生地 販売 東京」「オーダーメイド バッグ 小ロット」といった有望なキーワードで検索結果には表示されているものの、クリックされていないという状況が浮き彫りになったのです。

具体的な数値を見てみましょう。月間の表示回数は約1.64万回ありました。これは、hide-aci工房のホームページが検索結果に1.64万回表示されたということです。しかし、CTR(クリック率)はわずか1.9%。つまり、1.64万回表示されても、実際にクリックされたのは310回だけだったのです。これは大きな機会損失です。表示されているのにクリックされないということは、検索結果での見せ方に問題があるということです。
Google Search Consoleの詳細分析結果は、https://shinichi-miyazaki.website/archive/hide-aci-gsc/ で公開しています。
このページでは、どのキーワードで何位に表示され、どれだけクリックされたかという詳細データを確認できます。
Google Analyticsの解析結果からは、さらに深刻な問題が見えてきました。直帰率が65%。これは、訪問者の3人に2人が、ホームページを見てもすぐに離脱してしまっているということです。問い合わせページへの到達率はわずか8%。100人訪問しても、問い合わせフォームまで辿り着くのは8人だけでした。滞在時間の平均は45秒。これは、訪問者が情報を読む前に離脱してしまっている証拠です。
数字は嘘をつかんのじゃ。表示回数2,000回でクリック98回ということは、検索結果に出ているのに「魅力的に見えない」という証拠。じゃから、まずはタイトルとメタディスクリプション(検索結果の説明文)の改善から着手したんじゃよ。
これらのデータから、私たちは3つの明確な勝ち筋を導き出しました。
勝ち筋①:BtoB/BtoCの明確な導線分離
hide-aci工房のような、BtoB顧客とBtoC顧客の両方に対応する製造業にとって、最大の課題は「誰に向けて話しているのか」が曖昧になることです。法人顧客が求める情報と、個人顧客が求める情報は全く異なります。これを一つのページで両方に伝えようとすると、結果としてどちらにも響かなくなるのです。

私たちが実施したのは、トップページでの明確な分岐です。訪問者が最初に目にするファーストビューで、「生地を見る」「オーダーメイド/OEM」というボタンを大きく配置しました。これにより、訪問者は迷うことなく自分に合った情報へと進むことができます。
生地を見るのページでは、大口発注への対応、継続取引のメリット、短納期対応を前面に打ち出しました。法人顧客が最も重視するのは、安定供給、納期、価格、そして継続的な取引関係です。「1,000枚から対応可能」「リピート割引あり」「最短3営業日納品」といった具体的な数値を明記することで、法人顧客の意思決定を後押ししました。
一方、オーダーメイド/OEMのページでは、「世界に一つだけのバッグ」という感情価値を前面に出しました。個人顧客が求めているのは、オリジナリティ、デザインの自由度、そして「自分だけの特別なもの」という満足感です。制作事例のギャラリーを充実させ、「こんなデザインができます」というビジュアルで訴求しました。また、「1個から制作OK」「初めての方でも安心」というメッセージで、問い合わせのハードルを下げました。
この導線分離により、それぞれのニーズに最短距離でリーチできるようになりました。法人顧客は「うちの会社にぴったりだ」と感じ、個人顧客は「私でも頼めそう」と安心できるのです。
勝ち筋①:BtoB特化×専門技術の徹底可視化(八汐シーリング型)
一方、八汐シーリング様のようなBtoB特化型の製造業では、異なるアプローチが有効です。BtoB顧客の購買プロセスに最適化した情報設計が鍵となります。
法人顧客は、感情よりも仕様・納期・価格を重視します。そのため、詳細な技術情報ページの設置が不可欠です。八汐シーリング様では、11種類以上の商品を用途別に整理しました。訂正シール、食品シール、バーコードシール、封印シール、銘板シール、駐輪シール、ポッティングシール、エンボスシールなど、それぞれの用途と特徴を明確に説明しました。

さらに、印刷素材と粘着材の選定ガイドを充実させました。紙ベース(上質紙、アート紙、ミラコート紙、ホイル紙、クラフト紙)、PETベース(機械的強度・耐熱性に優れたポリエステルフィルム)、塩ビベース(耐候性に優れたPVC、色付き・蛍光・蓄光タイプ対応)、合成紙ベース(ユポ紙等、紙とプラスチックの特性を併せ持つ)など、専門的な情報を分かりやすく解説しました。粘着材についても、一般強粘、強粘着、弱粘着の違いと、貼付後半日での最大粘着力発揮といった実務に役立つ情報を提供しました。
特徴的なのは「こんなお悩みありませんか?」セクションです。顧客が抱える6つの悩み——品質にこだわりたい、予算内で制作したい、相談しながら進めたい、信頼できる会社を探している、素材の知識がない、データ作成に不安がある——を先回りして提示し、それぞれに対する八汐シーリング様の解決策を明記しました。
この結果、専門知識のない担当者でも安心して問い合わせできる環境が整いました。「こんなこと聞いていいのかな」という心理的ハードルが、「この会社なら丁寧に教えてくれそう」という安心感に変わったのです。
勝ち筋②:「地域×専門性」SEOキーワード戦略
製造業の多くは、全国展開の大手企業と競合しても勝ち目がありません。しかし、地域を絞り、専門性を明確にすることで、ニッチトップを狙うことができます。これが「地域×専門性」のSEOキーワード戦略です。
hide-aci工房では、以下のようなキーワード群を狙いました。「葛飾区 生地 販売」「東京 トートバッグ オーダーメイド」「小ロット バッグ 製作 東京」「綿 生地 卸 都内」など、地域名と専門性を組み合わせたキーワードです。
さらに、ロングテールキーワードにも対応しました。「帆布 トートバッグ 1個から」「オーガニックコットン 生地 東京」「イベント用 エコバッグ 小ロット」など、より具体的なニーズに応えるキーワードです。これらのキーワードは検索ボリュームは小さいものの、購買意欲の高い顧客を確実に捉えることができます。
八汐シーリング様では、「葛飾区 シール印刷」「東京 シール印刷業者」「食品シール 製造」「バーコードシール 印刷」「訂正シール 作成」といったキーワードを設定しました。BtoB特化型のため、より専門的で具体的なキーワードが中心となります。
地域名と専門性を組み合わせることで、大手企業を回避しながら、本当に自社に合った顧客を獲得できます。全国1位を目指す必要はありません。地域No.1、専門分野No.1を目指すことが、製造業のSEO戦略の鉄則なのです。
勝ち筋③:問い合わせ導線の徹底的な可視化
どれだけ良いホームページを作っても、問い合わせ導線が不明確では意味がありません。訪問者が「どうやって問い合わせればいいの?」と迷った瞬間、離脱してしまうのです。
hide-aci工房では、CTA(Call To Action)ボタンの戦略的配置を徹底しました。ファーストビュー(訪問者が最初に目にする画面)、各セクションの末尾、そしてフッター固定と、ページのあらゆる場所にCTAボタンを配置しました。訪問者がどこまでスクロールしても、常に「問い合わせる」という選択肢が目に入る設計です。

ボタンの色も重要です。私は色彩検定3級の資格を持っていますが、色が人の行動に与える影響は非常に大きいのです。hide-aci工房では、複数の色でA/Bテストを実施しました。結果、オレンジ系の色が最も高い視認性とクリック率を示しました。
ボタンの文言も検証しました。「今すぐ相談」「まずは見積もり」「お問い合わせ」「無料相談はこちら」など、さまざまなパターンをテストした結果、「まずは相談(無料)」という文言が最も効果的でした。「まずは」という言葉が心理的ハードルを下げ、「無料」という明示が安心感を与えたのです。
CTAボタンの改善に関する詳細な分析は、https://shinichi-miyazaki.website/archive/hide-aci-button/ で公開しています。どのボタンがどれだけクリックされたか、どの色が効果的だったか、具体的なデータをご覧いただけます。
Expertise(専門性)というのは資格だけじゃないんじゃ。御社のビジネスモデルを深く理解し、データから「どこに穴があるか」を発見する分析力。それがウェブ解析士の真骨頂じゃのう。
この3つの勝ち筋——BtoB/BtoC導線分離、地域×専門性SEO、問い合わせ導線可視化——が、hide-aci工房と八汐シーリング様の成功の基盤となりました。次の章では、これらの戦略を具体的にどう実装していったのか、6ヶ月間の施策を詳しく見ていきます。
成果|数字で見る劇的改善
Web集客の成果は、感覚ではなく数字で語るべきです。ここでは、hide-aci工房での6ヶ月間の改善施策により、どのような具体的な成果が得られたのかを、検証可能な数値データとともにお示しします。
検索順位とCTRの改善
まず、検索順位とCTR(クリック率)の改善から見ていきましょう。
平均掲載順位
平均検索順位は、改善前の41位から改善後の19.8位へと、51.7%の改善を達成しました。検索順位41位というのは、検索結果の2ページ目以降に埋もれている状態です。多くのユーザーは検索結果の1ページ目しか見ないため、2ページ目以降はほとんどクリックされません。一方、19.8位というのは、検索結果の1ページ目の後半から2ページ目の冒頭です。まだ理想的な順位ではありませんが、1ページ目に表示されるキーワードが増えたことで、クリック数は大きく増加しました。
CTR
CTR(クリック率)は、改善前の4.9%から改善後の9.1%へと、85.7%の向上を達成しました。同じ表示回数でも、クリックされる回数がほぼ2倍になったということです。これは、タイトルタグとメタディスクリプションの改善により、検索結果での見え方が魅力的になったことを示しています。
月間クリック数
月間クリック数は、改善前の98回から改善後の182回へと、85.7%の増加を記録しました。表示回数自体も増加しましたが、それ以上にCTRの向上が大きく寄与しています。
キーワードの順位
主要キーワードの順位変動を見ると、成果はさらに明確です。「葛飾区 生地 販売」というキーワードでは、改善前は検索結果に表示すらされていませんでした(圏外)。改善後は12位まで上昇しました。「トートバッグ オーダーメイド 東京」では、38位から8位へと大幅に順位が上昇しました。8位というのは、検索結果1ページ目の下部に表示される順位で、十分にクリックされる位置です。「小ロット バッグ 製作」では、53位から15位へと38ポイントの改善を達成しました。
これらの数値は、Google Search Consoleのデータに基づいており、https://shinichi-miyazaki.website/archive/hide-aci-gsc/ で詳細をご覧いただけます。
問い合わせ数の飛躍的増加
検索順位の向上は手段であり、最終的な目的はビジネス成果、つまり問い合わせ数の増加です。hide-aci工房では、この点でも劇的な成果を達成しました。
月間問い合わせ数
月間問い合わせ数は、改善前の5件から改善後の20件へと、4倍の増加を実現しました。月にたった5件だった問い合わせが、20件になったということは、営業機会が4倍になったことを意味します。
問い合わせ経路
さらに注目すべきは、問い合わせ経路の変化です。改善前は、月5件の問い合わせのうち、Web経由は1件のみ(20%)で、残り4件は既存顧客からの紹介でした。つまり、ホームページはほとんど営業ツールとして機能していなかったのです
改善後は、月20件の問い合わせのうち、Web経由が15件(75%)、既存顧客紹介が3件、SNS経由が2件という内訳になりました。新規顧客獲得の主軸が完全にWebにシフトしたのです。これは、hide-aci工房のビジネスモデルそのものを変える大きな変化でした。
成約率
成約率(問い合わせから実際の受注に至る割合)も、改善前の40%から改善後の45%へと5ポイント向上しました。これは、Web経由の問い合わせの質が高まったことを示しています。適切な情報設計により、本当に自社に合った顧客からの問い合わせが増えたのです。
CTAクリック数の爆発的増加
問い合わせ数の増加を支えたのが、CTAボタンのクリック数の爆発的増加です。
月間CTAクリック数は、改善前の5回から改善後の100回へと、20倍という驚異的な増加を記録しました。これは、問い合わせ導線の可視化、ボタンの色・文言・配置の最適化が功を奏した結果です。
興味深いのは、CTA→問い合わせ送信率は改善前後で20%のまま変動していないという点です。つまり、CTAボタンをクリックした人のうち、実際に問い合わせフォームを送信する人の割合は変わっていません。しかし、CTAクリック数が20倍になったことで、結果として問い合わせ数が4倍になったのです。
この数字が示す意味を、訪問者数で見てみましょう。改善前は、月間訪問者約1,000人のうち、CTAボタンをクリックする人はわずか5人(0.5%)でした。改善後は、月間訪問者約1,500人(訪問者自体も増加)のうち、100人がCTAボタンをクリック(6.7%)しています。導線の可視化が、行動喚起に直結したことが明確に分かります。

CTAクリック数の詳細な分析データは、https://shinichi-miyazaki.website/archive/hide-aci-button/ で公開しています。どのページのどのボタンが何回クリックされたか、時系列でどう変化したか、実際のデータをご覧いただけます。
ビジネスインパクト(経営指標への貢献)
最終的に、これらのWeb集客の成果は、hide-aci工房の経営指標にどのような影響を与えたのでしょうか。
売上への貢献
売上への貢献を見てみましょう。新規Web経由案件からの月間売上は、約120万円増加しました。これは、月15件の新規Web問い合わせのうち、約7件が成約(成約率45%)し、平均単価が約17万円だった計算です。BtoB案件とBtoC案件が混在しているため、単価には幅がありますが、平均するとこの数値になります。
年間で見ると、約1,440万円の売上増加が見込まれます。Web集客強化にかかった費用(サイトリニューアル費用、継続サポート費用)を差し引いても、十分な投資対効果が得られています。
リピート率
既存顧客のリピート率も向上しました。サイト情報が充実したことで、既存顧客が「こんな商品もあったんだ」と気づき、追加発注が増えたのです。一度取引したBtoB顧客が、ホームページを見て「今度はこっちの生地も試してみよう」と連絡してくるケースが増えました。
予想外の波及効果として、採用面での変化もありました。サイト経由で製造スタッフ募集への問い合わせが増加したのです。しっかりしたホームページを持つことで、「しっかりした会社」という印象が求職者に伝わり、応募が増えました。企業ブランディングの向上という、Web集客の副次的な効果です。

問い合わせ4倍、CTAクリック20倍という数字は決して偶然じゃないんじゃ。データ分析→仮説→実装→検証のPDCAサイクルを半年間回し続けた結果なんじゃよ。これがAuthoritativeness(権威性)の源泉、50社以上支援してきた実績の蓄積じゃ。
hide-aci工房の詳細な実績データは、https://shinichi-miyazaki.website/hide-aci/ でご覧いただけます。ここで示した数値はすべて実際のデータに基づいており、検証可能です。これがTrustworthiness(信頼性)の証明なのです。
成功要因分析|なぜ2社は結果を出せたのか
hide-aci工房と八汐シーリング様が大きな成果を出せたのには、明確な理由があります。ここでは、両社の成功要因を深く分析し、御社が同様の成果を出すために何が必要なのかを明らかにします。
要因①:経営者の本気のコミット
Web集客の成功は、制作会社だけでは実現できません。最も重要なのは、経営者自身が本気でコミットすることです。
hide-aci工房の経営者様は、週次ミーティングに半年間、一度も欠席することなく参加されました。毎週月曜日の午前中という定例の時間を確保し、前週のデータを一緒に確認し、次の施策を議論しました。忙しい経営者にとって、毎週1時間を確保することは簡単ではありません。しかし、その継続的な関与が、プロジェクトの成功を支えたのです。
データ共有への協力も重要でした。売上数値、顧客情報、問い合わせ内容など、通常は外部に出さない情報を私たちに開示してくださいました。これにより、単なるホームページ制作ではなく、ビジネス全体を見据えた戦略を立てることができました。
改善提案への即決即断も印象的でした。私たちが「このボタンの色を変えてみましょう」「このページを追加しましょう」と提案すると、「やってみましょう」とすぐに決断されます。大企業では稟議に時間がかかり、施策の実行が遅れがちですが、中小企業の強みは意思決定の速さです。その強みを最大限に活かされました。
コンテンツ制作への積極関与も忘れてはいけません。製作工程動画の撮影に協力し、お客様の声を取得するために顧客に連絡を取り、ブログ記事のネタを提供してくださいました。制作会社だけでは作れない、現場の生の情報が、サイトに説得力を与えたのです。
八汐シーリング様も同様でした。家族経営という強みを活かし、意思決定が非常に速く、施策の実行がスムーズでした。2代目兄弟のお二人が、それぞれの専門分野から情報を提供してくださり、コンテンツの充実につながりました。
要因②:製造業の強みを言語化できた
製造業の多くは、素晴らしい技術と強みを持っています。しかし、それを言語化して伝えることが苦手です。hide-aci工房と八汐シーリング様の成功は、この言語化に成功したことが大きな要因です。
hide-aci工房では、「小ロット対応可能」という漠然とした表現を、「1個から製作OK、最短3営業日納品」という具体的な数値に変換しました。「小ロット」とは何個なのか、「短納期」とは何日なのか、具体的に示すことで、顧客は判断できるようになります。
「高品質な生地」という表現も、「綿100%国産帆布、洗濯50回後も型崩れなし(自社検証済み)」と具体的な証拠を提示しました。「高品質」という主観的な表現ではなく、検証可能な事実として示すことで、説得力が生まれます。
「デザイン相談可能」という表現は、相談事例のビフォーアフター画像を掲載することで可視化しました。「相談できます」と言葉で言うだけでなく、実際にどのように相談に乗り、どんなデザインが生まれたのかを見せることで、顧客は「自分も相談してみよう」と思えるのです。
これがExperience(体験)の徹底的な可視化です。製造業の持つ実体験、実績、実力を、言葉と数値と画像で具体的に示すことが、Webでの信頼性獲得の鍵なのです。
八汐シーリング様では、専門技術情報の言語化に注力しました。「紙ベース」「PETベース」「塩ビベース」という専門用語を、それぞれの特性(耐久性、耐熱性、耐候性等)と用途(屋内用、屋外用、食品用等)で説明しました。専門知識のない顧客でも、「うちの用途にはこの素材が合うんだ」と理解できる説明です。
粘着材についても、「強粘着」「弱粘着」という言葉だけでなく、「貼付後半日で最大粘着力を発揮」「剥がす際に糊残りしにくい」など、実務で重要なポイントを明記しました。こうした具体的な情報が、BtoB顧客の意思決定を助けるのです。
要因③:BtoB/BtoC両立戦略の成功(hide-aci型)
hide-aci工房の大きな特徴は、BtoB顧客とBtoC顧客の両方に対応していることです。この両立は難しい課題ですが、明確な導線分離により成功を収めました。
ターゲット別ランディングページの最適化として、トップページでBtoB/BtoC選択ボタンを配置し、それぞれ別のページに誘導しました。BtoB向けページでは、納期・ロット数・継続取引メリットを前面に出し、企業の購買担当者が求める情報を優先的に配置しました。「大口発注割引」「請求書払い対応」「年間契約可能」といった、法人取引で重要な要素を明記しました。
BtoC向けページでは、オリジナリティ・ギフト需要・価格透明性を前面に出しました。「世界に一つだけのバッグ」「結婚式の引き出物に最適」「プレゼントラッピング対応」など、個人顧客の感情に訴える表現を使いました。価格も「3,000円〜」と明記し、個人でも手が届く価格帯であることを示しました。
SEOキーワードも両軸で対応しました。BtoB向けには「生地 卸 東京」「企業 ノベルティ バッグ」「大口 トートバッグ 製作」といったキーワード。BtoC向けには「オーダーメイド トートバッグ」「世界に一つ バッグ」「オリジナル エコバッグ 1個」といったキーワード。それぞれの検索意図に合わせたコンテンツを用意することで、顧客層を絞らず、両方を最大化する設計が実現しました。
この戦略により、hide-aci工房は「BtoB案件で安定収益を確保しつつ、BtoC案件で顧客数を増やす」という理想的なバランスを構築できました。
要因④:老舗の信頼性×デジタル化の両立(八汐シーリング型)
八汐シーリング様の成功要因は、創業56年という老舗の信頼性と、最新のデジタル技術を両立させたことです。
「先代からのモットー:親切・丁寧・品質向上はお客様のため自分のため」という言葉を、ホームページのトップに掲載しました。長年受け継がれてきた企業理念を明示することで、「この会社は歴史があり、信頼できる」という印象を与えます。
老舗ならではの技術蓄積と経験値も、コンテンツ化しました。「56年間で培った印刷技術」「数千社との取引実績」「あらゆるシール製作に対応してきた経験」といった、長い歴史だからこそ言える強みを打ち出しました。
同時に、「歴史があるから信頼できる」だけでなく、「Webもしっかりしているから現代的」という印象も与えることが重要でした。最新のレスポンシブデザイン、X(Twitter)連携、充実したFAQページなど、デジタル時代に対応した企業であることを示しました。老舗だからといって古臭いのではなく、伝統と革新を両立している企業だというブランディングです。
家族経営の機動力も強みとして打ち出しました。大企業では決裁に時間がかかる案件でも、八汐シーリング様では社長判断で即座に対応できます。顧客対応の柔軟性として、「こんなシールできますか?」という問い合わせに対し、「やってみましょう」と対応できる小回りの良さ。これは零細企業ならではの強みです。
その機動力を、Web上で「最短即日対応」として訴求しました。大手は納期が長いが、八汐シーリング様は急ぎの案件にも対応できる。この差別化ポイントを明確に打ち出したことが、問い合わせ増加につながりました。
要因⑤:地域密着×専門性のニッチ戦略
hide-aci工房も八汐シーリング様も、全国展開の大手企業と真正面から競合するのではなく、「葛飾区」という地域と専門性を組み合わせたニッチ戦略で成功しました。
大手生地問屋は全国展開しており、種類は豊富ですが、最低ロットが大きく、納期も長い傾向があります。hide-aci工房は、小ロット可、短納期、相談しやすい地元企業という差別化ポイントで勝負しました。「全国一番の品揃え」ではなく、「葛飾区で一番相談しやすい生地屋」を目指したのです。
「葛飾区」という地域ブランディングも効果的でした。葛飾区は下町のものづくり文化が根付いた地域です。その文化との連動を打ち出し、地元企業・学校・イベントとの連携実績をアピールしました。「地元に根ざした企業」という印象は、特に地域の顧客にとって大きな信頼材料になります。
八汐シーリング様も同様に、「都内好立地」を強みとしました。地方の印刷会社と比較して、都内の顧客が直接相談に来やすい、納品が速いという地理的優位性を打ち出しました。「葛飾区のシール印刷会社」として、地域検索での上位表示を狙ったSEO戦略も功を奏しました。
これがAuthoritativeness(権威性)を地域No.1で構築する戦略です。全国No.1を目指す必要はありません。特定の地域で、特定の専門分野において、「この会社なら間違いない」と認知されることが、中小製造業の勝ち筋なのです。
要因⑥:エル・タジェールの伴走型サポート
最後に、これは手前味噌になりますが、エル・タジェールの伴走型サポートも成功要因の一つです。
私たちは「作って終わり」を絶対にしません。hide-aci工房様とは、サイト公開後も月額サポート契約を継続し、常に改善提案を行っています。八汐シーリング様とも、継続的に連絡を取り合い、サイトの更新や新しい施策の相談に乗っています。
経営者との定期ミーティングでは、Web戦略だけでなく経営相談も行います。「今、こういう競合が出てきて困っている」「新しい商品を出したいが、どうPRすればいいか」といった相談に対し、Web視点からのアドバイスを提供します。
平日8:00-16:00という営業時間で、問い合わせには即レス対応を心がけています。「このページ、こう変えたいんだけど」「急ぎでこの情報を追加したい」といった要望に、できる限り素早く対応します。この迅速な対応が、クライアント様との信頼関係を築いています。
御社が成功するかどうかは、実は制作会社選びで8割決まるんじゃ。エル・タジェールは「作るだけの業者」ではなく、「御社の成長を共に考えるパートナー」。Trustworthiness(信頼性)はこうした姿勢から生まれるんじゃのう。
hide-aci工房様と八汐シーリング様の成功は、これら5つの要因が複合的に作用した結果です。どれか一つだけではなく、すべてが揃ったからこそ、大きな成果を生み出せたのです。
製造業がWeb集客で成功するための5つの鉄則
ここまで、hide-aci工房と八汐シーリング様の具体的な事例を見てきました。これらの事例から導き出される、製造業がWeb集客で成功するための普遍的な鉄則を5つにまとめます。
鉄則①:技術を「翻訳」する

製造業が陥りがちな最大の罠は、専門用語をそのまま使ってしまうことです。業界の人には当たり前の言葉でも、一般の人には全く理解できません。
例を挙げましょう。「40番手コーマ糸使用」という表現は、繊維業界の人には意味が分かりますが、一般の顧客には暗号のようなものです。これを「肌触り柔らかく、洗濯に強い高品質糸を使用」と翻訳することで、顧客に価値が伝わります。
建設業の例も挙げてみましょう。「精密加工精度±0.01mm」という技術仕様を、そのまま書いても顧客には響きません。これを「部品の不良率0.1%以下、御社の製品品質を保証します」とベネフィット(顧客が得られる価値)で語ることで、「うちの会社に役立つんだ」と理解してもらえます。
言葉で伝わらないものは、写真や動画で見せることも重要です。hide-aci工房の製作工程動画、八汐シーリング様の製造現場のSNS投稿は、言葉以上に多くを伝えます。「百聞は一見にしかず」という言葉通り、視覚情報は強力です。
技術を翻訳する際のポイントは、「この技術があることで、顧客にどんな良いことがあるのか」を常に考えることです。技術そのものではなく、その技術がもたらす価値を語るのです。
鉄則②:問い合わせハードルを下げる

製造業のホームページを見ていると、「価格は要相談」「詳しくはお問い合わせください」という表現をよく見かけます。企業側の理由は分かります。案件ごとに価格が異なるため、一律の価格を提示できないのです。しかし、顧客にとっては、この「要相談」が大きな心理的ハードルになります。
価格の透明化として、完全な価格表示が難しくても、目安を示すことは可能です。「○○円〜」「見積もり無料」と明記するだけで、顧客の不安は大きく軽減されます。hide-aci工房の「トートバッグ1個から3,000円〜」という表記は、完全な価格ではありませんが、「このくらいの予算があれば頼めるんだ」という判断材料を提供しています。
小ロット対応の強調も重要です。「1個から」「試作1点OK」と明記することで、「少量でも頼んでいいんだ」と安心できます。多くの製造業は、大口案件を優先したいという気持ちから、小ロット対応を前面に出さない傾向があります。しかし、小ロット案件が将来の大口顧客に育つことも多いのです。
相談方法の多様化も効果的です。電話・メール・LINE・チャット・問い合わせフォームなど、顧客が最も使いやすい方法を選べるようにします。電話が苦手な人はメールで、文章を書くのが面倒な人はLINEで、というように選択肢があることで、問い合わせハードルが下がります。
よくある質問(FAQ)の充実も忘れてはいけません。hide-aci工房の50問のFAQ、八汐シーリング様の「こんなお悩みありませんか?」セクションは、顧客が抱く「こんなこと聞いていいのかな」という不安を事前に解消します。問い合わせ前に疑問が解決されることで、問い合わせへの心理的ハードルが下がるのです。
製造業の社長さんは「価格は案件によって違うから書けない」とおっしゃるんじゃが、それがWeb集客の最大の障壁なんじゃ。「○○円〜、詳しくはご相談ください」と書くだけで問い合わせは増える。完璧な情報である必要はないんじゃよ。
鉄則③:BtoB/BtoCを混同しない

BtoB顧客とBtoC顧客では、求める情報も意思決定プロセスも全く異なります。これを混同してしまうと、どちらにも響かないホームページになってしまいます。
ターゲット別のメッセージ設計が必要です。BtoB顧客が重視するのは、実績社数、納期、ロット対応、継続取引メリットです。「取引企業500社以上」「最短3営業日納品」「年間契約で10%割引」といった情報が、法人の購買担当者の意思決定を後押しします。
BtoC顧客が重視するのは、感情価値、デザイン性、ギフト需要、価格のわかりやすさです。「世界に一つだけのオリジナル」「大切な人への特別なギフト」「明朗会計で安心」といったメッセージが、個人顧客の心を動かします。
導線を分けることも重要です。hide-aci工房のように、トップページで明確に分岐させることで、訪問者は迷うことなく自分に合った情報へアクセスできます。BtoB/BtoC両方に対応する製造業は、この導線分離を必ず実施すべきです。
SEOキーワードも別々に設定します。BtoB向けには「○○ 卸」「○○ 大口」「企業向け ○○」といったキーワード。BtoC向けには「○○ オーダーメイド」「○○ 1個から」「オリジナル ○○」といったキーワード。それぞれの検索意図に合わせたコンテンツを用意することで、両方の顧客層を最大化できます。
鉄則④:地域SEOで勝負する

全国展開の大手企業と、全国レベルのキーワードで競合しても勝ち目はありません。製造業、特に中小企業は、地域SEOで勝負すべきです。
「東京 ○○製造」「葛飾区 ○○加工」など、地域名と専門性を組み合わせたキーワードを狙います。「○○製造」という全国レベルのキーワードでは大手が上位を独占していますが、「葛飾区 ○○製造」というキーワードなら、地元企業として上位表示を狙えます。
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)への登録も必須です。Googleマップでの表示、ローカルパック(検索結果の上部に表示される地図と店舗情報)への掲載により、地域検索での露出が大きく増加します。営業時間、住所、電話番号、写真、レビューなど、情報を充実させることで、上位表示されやすくなります。
地元メディアへの掲載、商工会議所での活動などの実績も、ホームページに掲載しましょう。「葛飾区商工会議所会員」「地元新聞○○に掲載」といった情報は、地域での認知度と信頼性を示す証拠になります。
地域No.1を目指すことが、中小製造業の戦略です。全国No.1は不要です。「葛飾区で生地を買うならhide-aci工房」「葛飾区でシール印刷なら八汐シーリング」というポジションを確立することが、現実的で効果的な目標なのです。
鉄則⑤:データで継続改善する

Web集客は、一度サイトを作れば終わりではありません。継続的にデータを見て、改善し続けることが不可欠です。
Google Search ConsoleとGoogle Analyticsの導入は必須です。これらのツールは無料で利用でき、検索順位、アクセス数、訪問者の行動、問い合わせ数など、重要なデータをすべて取得できます。これらを導入せずにWeb集客を行うことは、目隠しをして運転するようなものです。
月1回は数値確認の時間を取りましょう。検索順位はどう変動したか、アクセス数は増えているか減っているか、問い合わせ数はどうか。これらの数値を定期的に確認することで、何が効果的で何が効果的でないかが見えてきます。
仮説→実装→検証のサイクルを回すことが重要です。「このページの直帰率が高いから、ファーストビューを改善してみよう」という仮説を立て、実際に改善し、その結果をデータで検証する。このPDCAサイクルを継続的に回すことで、サイトは進化し続けます。
経営者自身もデータを見る習慣を持つことが大切です。Web担当者や制作会社に丸投げするのではなく、経営者自身が数字を理解し、判断することで、ビジネス全体の戦略とWebが連動します。hide-aci工房の経営者様が毎週ミーティングに参加されたように、経営者のコミットが成功の鍵なのです。
「うちは製造が本業だからWebはよくわからない」とおっしゃる社長さんが多いんじゃが、今の時代、Webは御社の営業部そのものなんじゃ。データを見ずに営業戦略を立てる会社はないじゃろう? Webも同じじゃよ。
これら5つの鉄則——技術の翻訳、問い合わせハードル低減、BtoB/BtoC分離、地域SEO、データ継続改善——を実践することで、御社も必ずWeb集客で成果を出せます。
エル・タジェールが製造業支援で選ばれる理由
ここまで、製造業のWeb集客成功事例と、そのための鉄則を解説してきました。では、なぜhide-aci工房様や八汐シーリング様は、エル・タジェールを選んでくださったのでしょうか。私たちが製造業支援で選ばれる5つの理由をお伝えします。
選ばれる理由①:製造業の現場を理解している
エル・タジェールは、これまで50社以上を支援してきましたが、そのうち製造業・建設業が約30%を占めています。単なるホームページ制作会社ではなく、製造業のビジネスモデルを深く理解しているパートナーなのです。
hide-aci工房様の支援では、生地販売とトートバッグ製造という事業内容、BtoB/BtoC両立型のビジネスモデル、小ロット対応という差別化ポイントを理解した上で、戦略を立てました。検索順位41位から19.8位への改善、問い合わせ4倍、CTAクリック20倍という成果を実現しました。公式サイト https://hide-aci.com/ では、改善後の姿をご覧いただけます。
有限会社八汐シーリング様の支援では、シール印刷専門という専門性、BtoB特化型のビジネスモデル、創業56年の老舗という強みを理解し、専門技術の可視化とSNS活用で信頼性を向上させました。詳細は https://shinichi-miyazaki.website/yashio-sealing-wordpress-case-study/ でご覧いただけます。
有限会社山周様(建設業・塗装工事)の支援では、BtoBの長期取引型ビジネスモデルを理解し、実績写真の充実と地域SEOで問い合わせを3倍にしました。
私たちは、支援を始める前に必ず工場見学や現場ヒアリングを行います。製造工程を実際に見せていただき、社長様や現場の方々から直接お話を伺います。この現場主義が、表面的ではない、本質的な戦略立案につながるのです。
BtoB特有の商習慣も理解しています。相見積もりが当たり前であること、長期取引が重視されること、信用が第一であること。こうした製造業・建設業のビジネスの特性を理解しているからこそ、適切なホームページ設計ができるのです。
選ばれる理由②:ウェブ解析士の専門性
私、宮崎真一は、ウェブ解析士、SEO検定1級、デジタル庁デジタル推進委員の資格を持っています。これらの資格は、単なる肩書きではなく、データに基づいた戦略立案と改善提案ができることの証明です。
hide-aci工房のプロジェクトで示したように、Google Search ConsoleとGoogle Analyticsのデータを詳細に分析し、「検索順位は悪くないのにCTRが低い→タイトルとメタディスクリプションを改善」「訪問者は多いのに問い合わせが少ない→CTA導線を改善」という具体的な施策に落とし込みます。
勘や経験ではなく、数値ベースで改善提案を行います。「なんとなくこうした方がいい」ではなく、「このデータからこの施策が必要です」と、根拠を示して提案します。これにより、クライアント様も納得して施策を実行でき、結果として成果が出やすくなります。
10年以上のWeb制作・運用実績も、大きな強みです。WordPressが日本で普及し始めた初期から携わっており、技術的な知識と経験が豊富です。最新のSEO動向、Googleのアルゴリズム変更にも常に対応しています。
選ばれる理由③:伴走型の継続サポート
エル・タジェールは、「作って終わり」を絶対にしません。これが、私たちの最も重要な理念です。
月額サポートで常に改善提案を行います。サイト公開後も、月次レポートで数値を共有し、「今月はこの部分を改善しましょう」と具体的な提案を続けます。hide-aci工房様とは、6ヶ月の集中改善期間の後も、継続的にサポート契約を結んでいます。
経営者との定期ミーティングでは、Web戦略だけでなく経営相談にも乗ります。「新商品をどうPRするか」「競合が出てきたがどう対応するか」「採用にWebを活用したい」といった、ビジネス全体の相談に対し、Web視点からアドバイスを提供します。単なる「ホームページ制作会社」ではなく、「デジタル成長パートナー」として、御社の成長を共に考えるのです。
平日8:00-16:00の営業時間で、問い合わせには即レス対応を心がけています。「急ぎでこの情報を追加したい」「このページが表示されないんだけど」といった要望やトラブルに、できる限り素早く対応します。この迅速な対応が、クライアント様との信頼関係を築いています。
選ばれる理由④:透明な価格設定と無理な営業なし
Web制作業界でよく聞く不満が、「見積もりの内訳が不明確」「何にいくらかかっているのか分からない」というものです。エル・タジェールでは、見積もり内訳を明確に提示します。
サイト設計にいくら、デザインにいくら、コーディングにいくら、SEO対策にいくら、という具体的な内訳を示します。「一式○○万円」という曖昧な見積もりではなく、何に対して費用が発生しているのかを明示することで、クライアント様は納得して発注できます。
押し売りは一切しません。初回相談で現状をヒアリングし、本当に必要な施策だけを提案します。「このオプションもつけた方がいいですよ」という不要な提案はしません。御社の予算とニーズに合わせた、最適なプランを提示します。
実績URLも全公開しています。hide-aci工房様の https://hide-aci.com/ 、八汐シーリング様の実績ページ https://shinichi-miyazaki.website/yashio-sealing-wordpress-case-study/ など、実際のサイトを誰でも確認できます。「こんなサイトを作ります」という口約束ではなく、実物を見て判断していただけます。
これがTrustworthiness(信頼性)の証明です。言葉だけでなく、実際の成果物とデータで、私たちの実力を示します。
選ばれる理由⑤:葛飾区という地の利
エル・タジェールは、東京都葛飾区を拠点としています。hide-aci工房様も葛飾区、八汐シーリング様も葛飾区。地元企業として、地域経済と地域の商習慣を深く理解しています。
葛飾区は、下町のものづくり文化が根付いた地域です。大田区の町工場、墨田区の伝統工芸と並び、葛飾区も製造業が盛んな地域です。この地域特性を理解しているからこそ、地域密着型の戦略を立てられます。
直接訪問が可能であることも大きな強みです。オンラインミーティングも便利ですが、やはり対面でのコミュニケーションには独特の価値があります。工場を実際に見せていただく、製品を手に取って見せていただく、こうした体験が、より深い理解につながります。
地域ネットワークの活用も可能です。葛飾区商工会議所、地元の経営者団体、他の支援先企業とのつながりにより、「こういう業者を探している」「こういう情報が欲しい」といったニーズに対し、ネットワークを活用してサポートできます。
エル・タジェールの強みは、単なる「ホームページ制作会社」ではなく「御社のデジタル成長パートナー」である点じゃ。hide-aci工房さんとは半年以上の伴走で信頼関係を築き、今も継続的にサポートしておる。これがTrustworthiness(信頼性)なんじゃのう。
私、宮崎慎一のプロフィールを改めてご紹介します。戦略的ウェブ制作工房エル・タジェールの代表として、ウェブ解析士・SEO検定1級・デジタル庁デジタル推進委員の資格を持ち、東京都葛飾区を拠点に全国対応しています。10年以上50社以上の支援実績を持ち、データドリブンな戦略でクライアント様のデジタル成長を支援しています。
提供サービスは、WordPress構築・リニューアル、Web戦略コンサルティング、SEO対策・ウェブ解析、継続運用サポートです。営業時間は平日8:00-16:00で、全国対応(オンラインミーティング対応)ですが、葛飾区・東京東側エリアは訪問対応を優先しています。
まとめ|製造業こそWebで勝てる時代
ここまで、hide-aci工房と八汐シーリング様という2社の製造業の成功事例を詳しく見てきました。
検索順位41位→19.8位、問い合わせ月5件→20件(4倍)、CTAクリック月5回→100回(20倍)という数字が物語るものは何でしょうか。
それは、Web集客は「才能」ではなく「正しい戦略と継続」で誰でも成果を出せるということです。特別なセンスや多額の広告費は必要ありません。必要なのは、データに基づいた戦略、継続的な改善、そして経営者のコミットです。
製造業の強み——技術力・信頼性・地域密着——は、実はWebと相性抜群です。技術力は、適切に翻訳すれば強力な差別化ポイントになります。信頼性は、実績や製造工程の公開で証明できます。地域密着は、地域SEOで大きな武器になります。製造業が持つこれらの強みを、Webで正しく表現することで、大きな成果を生み出せるのです。
パートナー選びが成否の8割を決めるという現実も、忘れてはいけません。「安ければいい」「とりあえず作ってくれればいい」という基準で制作会社を選ぶと、「作って終わり」のサイトができあがり、成果は出ません。一方、ビジネスを深く理解し、データに基づいて改善提案を続けるパートナーを選べば、hide-aci工房様や八汐シーリング様のような成果を出せるのです。

製造業の皆さん、御社の技術力は素晴らしいはずじゃ。それがWebで伝わっていないだけなんじゃよ。hide-aci工房さんや八汐シーリング様のように、正しい戦略とデータに基づく改善で、必ず結果は出る。エル・タジェールは「御社のデジタル成長パートナー」として、その第一歩を全力でサポートするんじゃ。さあ、一緒に始めようではないか!
次の一歩:無料相談のご案内
「うちの製造業でもWeb集客できるかな?」「今のホームページ、どこを改善すればいいかわからない」「hide-aci工房や八汐シーリング様のような成果を出したい」——そんな御社のために、エル・タジェールは初回無料相談(60分)を実施しています。
現状のWebサイト診断、改善ポイントの提案、概算見積もりまで、すべて無料です。押し売りは一切いたしません。御社のビジネスを深く理解した上で、本当に必要な施策だけを提案します。まずはお気軽にご相談ください。

