今週のハイライト
WordPress 7.0 RC1が3月19日にリリース予定
次期メジャーバージョンのリリース候補版(RC1)が3月19日に予定されています。4月9日の正式リリース予定に向けて準備が進められており、ベータ版は合計5回(当初は4回の予定)のリリースサイクルになることが決定されました。
出典: https://wordpress.org/news/2026/03/wordpress-6-9-3-and-7-0-beta-4/
WordPress 7.0での革新的な新機能群
リアルタイム共同編集(RTC)、AIプロバイダーコネクター、エディタ内リビジョン追跡、新アイコンブロック、ContentOnlyパターン編集など、開発者と利用者の両方にとって重要な新機能が多数導入されます。
出典: https://developer.wordpress.org/news/2026/03/whats-new-for-developers-march-2026/
Gutenberg 22.7がリリース(3月11日)
新しいコネクター管理画面、スタイルバリエーションのプレビュー機能、Gridブロックの改善、PlaylistブロックのWaveForm表示、RTCのデフォルト有効化など、ブロックエディターの利便性が大幅に向上しました。
出典: https://make.wordpress.org/core/2026/03/11/whats-new-in-gutenberg-22-7-11-march/
セキュリティ情報
WordPress 6.9.3が緊急リリース(3月11日)
WordPress 6.9.2で報告された10件のセキュリティ問題に対応した6.9.3が緊急リリースされました。6.9.2の更新後に一部テーマで表示が白くなる問題が報告されたため、この問題を修正しています。
推奨: すべてのサイトを最新版に至急更新してください。
出典: https://wordpress.org/news/2026/03/wordpress-6-9-3-and-7-0-beta-4/
過去1週間で209件の脆弱性が公開
2026年3月11日時点で、計209件のWordPress関連の脆弱性が公開されており、そのうち75件に対してセキュリティパッチが提供されています。
出典: https://solidwp.com/blog/wordpress-vulnerability-report-march-11-2026/
深刻度「Critical」の脆弱性が多数存在
以下のような深刻な脆弱性が報告されており、該当プラグイン・テーマをご使用の場合は緊急の対応が必要です:
- Widget Options: リモートコード実行(RCE)
- Lisfinity Core: SQL インジェクション
- LMS Elementor Pro: 権限昇格
- Tutor LMS: SQL インジェクション
- Drag and Drop Multiple File Upload for Contact Form 7: 任意ファイルアップロード
- Healer テーマ: ローカルファイルインクルージョン(Critical)
出典: https://solidwp.com/blog/wordpress-vulnerability-report-march-11-2026/
重用な推進事項
プラグインやテーマの脆弱性は、WordPressサイトが被害に遭う主要な原因です。定期的に脆弱性レポートを確認し、利用中のプラグイン・テーマにパッチが利用可能な場合は直ちにアップデートしてください。
アップデート情報
Yoast SEO 27.2がリリース(3月17日)
最新版のYoast SEOが機能強化とバグ修正を含めてリリースされました。WordPress 6.9との互換性も継続的に改善されています。
WordPress 7.0 Beta 4がテスト中
Beta 3以降、エディター内で14の改善、コアで35の改善・バグ修正が含まれています。テスト環境での検証にご協力ください。
テスト方法:
- プラグイン: WordPress Beta Testerプラグインをインストール
- 直接ダウンロード: Beta 4版(zip)
- WP-CLI:
wp core update --version=7.0-beta4 - WordPress Playground: ブラウザで直接テスト可能
出典: https://wordpress.org/news/2026/03/wordpress-6-9-3-and-7-0-beta-4/
注目トピック
開発者向け:PHPのみでのブロック登録が可能に
WordPress 7.0では、JavaScriptを使用することなく、PHPのみで完全に機能するブロック登録ができるようになります。「autoRegister」サポートフラグを利用することで、開発の複雑性を大幅に軽減できます。
出典: https://developer.wordpress.org/news/2026/03/whats-new-for-developers-march-2026/
テーマ開発者向け:theme.jsonでの擬似要素サポート
theme.jsonで直接 :hover、:focus、:focus-visible、:active などの状態をスタイリングできるようになり、カスタムCSSの記述が不要になります。
出典: https://developer.wordpress.org/news/2026/03/whats-new-for-developers-march-2026/
WordCamp Mukono 2026が開催予定(3月13-14日)
ウガンダのKigunga地域でWordCamp Mukono 2026が開催されます。WordPress コミュニティが最新トレンドを共有し、実践的なワークショップを提供する予定です。
AIプロバイダーコネクター機能が登場
WordPress 7.0では「php-ai-client」パッケージを活用し、OpenAI、Google、AnthropicなどのAIサービスと連携するためのコネクター機能が新たに導入されます。プラグイン開発者は拡張フックを利用してカスタムコネクターを開発できます。
出典: https://developer.wordpress.org/news/2026/03/whats-new-for-developers-march-2026/
WP-CLIの強化:新しいブロックコマンド
WP-CLIに新しい「wp block」コマンドが追加され、ブロックエンティティへの読み取り専用アクセスが可能になりました。また、「ability」コマンドも開発中で、今後のリリースで利用可能になる予定です。
出典: https://developer.wordpress.org/news/2026/03/whats-new-for-developers-march-2026/
今週の推奨アクション
- サイトを最新版(6.9.3)に更新する
- Critical評価の脆弱性対象プラグイン・テーマを確認し、パッチを適用する
- テスト環境でWordPress 7.0 Beta 4をテストする
- Yoast SEO、Elementor、WooCommerceなどのメインプラグインがアップデート対応していることを確認する

