【環境構築②】Stitch Agent Skills をインストールしてみた(Windows)


この記事は「【環境構築①】Node.js を Windows に入れた話」の続きです。
Node.js (v24.14.0) と npm (v11.9.0) がインストール済みの状態を前提にしています。

Stitch Agent Skills とは?

Stitch Agent Skills は、Google Labs が公開している AI コーディングエージェント向けの「拡張知識パック」です。

Claude Code・Cursor・Cline・Gemini CLI などの AI コーディングエージェントに対して、専門的なマニュアル・チェックリスト・サンプルコードを提供し、AIの出力品質を大幅に底上げします。

🔧 イメージとしては「AI に専門書を読ませる」感じ。
スキルなしだと「青いボタン作って」という曖昧な指示になりますが、スキルありだと Background:#1E7BA4, Height:56px, Border-radius:8px のようにデザイントークンを自動適用した高品質な出力が得られます。

利用可能な 6 つのスキル

まずは一覧を確認してみましょう。コマンドプロンプトで以下を実行します。

npx skills add google-labs-code/stitch-skills --list

以下の 6 つのスキルが表示されます。

スキル名できること
design-mdStitch プロジェクトを分析し、デザインシステムを DESIGN.md として文書化
enhance-prompt漠然としたアイデアを、Stitch に最適化された詳細プロンプトに変換
react:componentsStitch のデザインを Vite + React コンポーネントに変換(TypeScript 対応)
remotionStitch プロジェクトからウォークスルー動画を自動生成
shadcn-uishadcn/ui コンポーネントの統合・活用ガイドを提供
stitch-loop1つのプロンプトからマルチページサイトを自動構築するループ処理

スキルのインストール手順

STEP 1:インストールコマンドを実行する
コマンドプロンプトを開き、インストールしたいスキルを指定して実行します。

# 例:design-md スキルをインストール npx skills add google-labs-code/stitch-skills --skill design-md --global
--global

フラグを付けることで、PC にインストールされている複数のエージェントに一括で配布されます。
💡 初回実行時は GitHub からリポジトリをクローンするため、数秒〜数十秒かかります。
STEP 2:インストール先エージェントを選択する
インストールが進むと、以下のようなエージェント選択画面が表示されます。

? Which agents do you want to install to? ◉ Amp ◉ Cline ◉ Codex ◉ Cursor ◉ Gemini CLI ...

自分が使っているエージェントにチェックを入れて Enter で確定します。
--global の場合、検出されたすべてのエージェントが自動選択されています)
STEP 3:インストール完了を確認する
以下のような出力が表示されればインストール成功です 🎉
✅ Installed: design-md → ~\.agents\skills\design-md ✅ Installed: find-skills → ~\.agents\skills\find-skills

⚠️ find-skills について
design-md をインストールすると find-skills も自動で追加されます。
これはスキル検索機能を提供するパッケージで、意図的な動作です。
セキュリティスキャンで「Snyk: Medium Risk」と表示される場合がありますが、
スキルの発見・管理に使われるものなので、通常の利用には問題ありません。

インストール場所の確認

スキルは以下のパスに配置されます(Windows の場合)。

C:\Users\[ユーザー名]\.agents\skills\
├── design-md\
│   ├── SKILL.md          ← AI へのミッション指示書
│   ├── scripts\          ← 検証スクリプト
│   ├── resources\        ← 参照リソース・ガイドライン
│   └── examples\         ← サンプルコード(Few-shot 学習用)
└── find-skills\

AI エージェントはこのフォルダを自動的にスキャンし、タスクに応じて適切なスキルを参照します。

他のスキルも追加インストールするには

同じコマンドでスキル名を変えるだけです。

# プロンプト最適化スキル
npx skills add google-labs-code/stitch-skills --skill enhance-prompt --global

# React コンポーネント変換スキル
npx skills add google-labs-code/stitch-skills --skill react:components --global

# マルチページサイト自動構築スキル
npx skills add google-labs-code/stitch-skills --skill stitch-loop --global

まとめ

1. npx skills add google-labs-code/stitch-skills --list  でスキル一覧確認
2. --skill [スキル名] --global  でインストール
3. エージェント選択画面で対象を確認
4. ~\.agents\skills\ にインストールされれば完了

インストール自体は非常にシンプルで、コマンド 1 本で完了します。
肝心なのは「スキルが何をしてくれるのか」を理解したうえで使うこと。

次の記事では、インストールした design-md スキルを使って Claude Code に LP の構成案を読み込ませ、デザインシステム(DESIGN.md)を自動生成した話をご紹介します 👉

📝 動作環境:Windows 11 / Node.js v24.14.0 / npm v11.9.0


横浜開港記念館での横浜WordPressミートアップで登壇しました

執筆者紹介

WordPress勉強会アドバイザーウェブ解析士SEO検定1級として、WordPressサイトを作るだけじゃなく、データで育て続けることにこだわっています。
小さな数字の変化を見逃さない性格で、 CVRが0.3%改善しただけで「おおっ!」となるタイプです。

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