
プロジェクト概要
クライアント情報
- 団体名:葛飾立教会
- 所在地:東京都葛飾区
- 業種:地域立教会(校友会組織)
- 会長:宮崎真一
プロジェクト詳細
- 制作期間:約2ヶ月
- サイト種別:WordPress CMS
- 主要機能:会員管理、イベント管理、お知らせ配信
- 特徴:地域コミュニティ活性化重視
運営上の課題
葛飾立教会は創立から長い歴史を持つ校友会ですが、会員の高齢化と新規会員の獲得難という、多くの同窓会・校友会が直面する課題を抱えていました。
- 紹介頼みの加入経路:新しいメンバーは既存会員の紹介でしか入ってこない。活動を知らない卒業生が大多数。
- ウェブから見つけてもらえていない:検索しても葛飾立教会のサイトが出てこない。情報が外に出ていない状態。
- 誰に向けたサイトか曖昧:従来の情報は会員向けと外部向けが混在しており、初めて訪れた人が「自分に関係あるか」を判断しにくかった。
「紹介がなくても、ウェブで見つけて入会できる」という仕組みを作ることが、今回のサイト制作の出発点でした。
「ウェブで見つけてもらう」ための3つの設計
①校友・卒業生に絞った情報設計
サイトの対象を「葛飾在住・在勤の立教関係者」に絞り込み、曖昧さをなくしました。訪れた人が「これは自分のための組織だ」とすぐに分かる構成にしています。入会案内・活動内容・役員紹介を前面に出し、入会の意思決定を後押しする情報の流れを設計しました。
②スマホファーストのレイアウト
会員の多くがスマートフォンでサイトを閲覧することを想定し、モバイルでの読みやすさを最優先にしました。文字サイズ・余白・ボタンの大きさを最適化し、年配の方でも快適に操作できるよう配慮しています。
③お知らせ機能による継続的な情報発信
単なる「名刺代わりのサイト」ではなく、定期的に更新できるお知らせ機能を中心に据えました。イベント情報・活動報告を継続的に発信することで、Googleからの評価を積み重ね、検索でヒットしやすいサイトに育てていく基盤を作っています。
制作者として作り、運営者として使って気づいたこと
このサイトは、私自身が会長として実際に運営しています。制作時には気づかなかったことが、使い始めてから見えてきました。
気づき①:立教についての説明は不要だった
当初、訪問者に立教大学や立教グループについて説明するコンテンツを用意していました。しかし実際に運営してみると、このサイトを訪れる人はすでに立教と何らかの縁がある人だけでした。卒業生に母校を説明する必要はありません。
「立教とは?」という説明セクションは思い切って削除し、その分のスペースをイベント情報や入会案内に充てました。コンテンツを絞ることで、サイトの目的がより明確になりました。
気づき②:スマホファーストで作ると、PCでの見え方が気になった
モバイルを最優先に設計したため、スマートフォンでは非常に見やすいサイトに仕上がりました。一方で、PCブラウザで開いたときの「横への広がり方」が想定と異なる部分があり、PCでの閲覧体験の改善が次の課題として浮かび上がりました。
スマホとPCのどちらを優先するかは、アクセス解析を見ながら継続的に調整しています。この「作ってから気づく」経験が、次の制作物に活かされています。
同じ悩みを持つコミュニティ組織へ
「紹介に頼らず、ウェブから新しいメンバーを集めたい」「サイトはあるけど更新できていない」「誰に向けて発信すればいいか分からない」──同窓会・校友会・地域団体の運営者の方から、このようなご相談をよくいただきます。
エル・タジェールは、制作者であり運営者でもある立場から、コミュニティ組織のサイト制作・改善を支援します。「作って終わり」ではなく、継続的に育てるウェブの仕組みを一緒に考えます。まずはお気軽にご相談ください。

