今週(2026年7月20日〜7月26日)のWordPressに関する最新情報を、葛飾区でウェブ制作を営む宮崎(私)が「実務でどう活かすか」の視点を添えてお届けします。むずかしい専門用語はできるだけ噛み砕いて説明します。
📢 WordPress公式ニュース
次のメジャー版「WordPress 7.1」の開発が本格化し、7月22日前後にBeta 2が公開されました。Beta 2には直近のセキュリティ修正も反映されています。正式リリースは8月19日、WordCamp USに合わせて予定されています(参照元:wordpress.org、WP-Dude)。
7.1の目玉は、内部技術「React」の18から19への更新に加え、画面サイズごとにブロックの見た目を変えられる「レスポンシブスタイル」、マウスを載せた時などの状態別スタイル、タブ・目次・プレイリストの新ブロック、@メンション付きメモ機能などです。カスタムCSSを書かずにできることが大きく広がります(参照元:WordPress Developer Blog)。
編集機能の開発版「Gutenberg 23.6」も7月22日に公開されました。22.6〜23.6の機能が7.1に取り込まれる予定です(参照元:Gutenberg Times)。
▶ 宮崎真一の視点
8月19日の7.1はReact更新を含むため、影響が出やすい大型アップデートです。私はベータ期間のいまのうちに、検証環境で使用中のプラグイン・テーマの互換性を棚卸しすることをおすすめします。リリース当日に慌てるのではなく、事前に「当てて確かめる」ことで、表示崩れやCVR低下といった数字への悪影響を未然に防げます。
🔌 プラグイン・テーマ情報
EC構築プラグイン「WooCommerce 11.0」の正式版が7月28日(火)に公開予定です。ベータ版はすでに配布されており、大規模店舗向けの高速化(注文一覧の最適化、商品キャッシュの標準有効化など)や、顧客・メール周りの柔軟化が入ります(参照元:WooCommerce Developer Blog)。
開発者向けの大きな変更として、ブロック版の商品編集画面が完全に削除されます。商品データ自体には影響ありませんが、関連機能を拡張していたサイトは注意が必要です(参照元:The WP Clan)。
また、WordPress.orgのプラグイン審査チームの7月20日の報告では、直近で816件のプラグイン申請があり625件が承認されるなど、エコシステムの活発さがうかがえます(参照元:Make WordPress)。
▶ 宮崎真一の視点
WooCommerce 11.0は表示速度の改善が期待できる一方、メジャー更新直後は拡張プラグインの追従が遅れがちです。私の運用では「更新→計測→確認」をワンセットにし、更新後に表示速度と売上導線の数字を必ず確認します。ECサイトは28日当日の更新を急がず、拡張機能の対応状況を見てからでも遅くありません。
🔒 セキュリティ情報
今週は特に重要な週でした。WordPress本体に、ログイン不要で外部から不正なプログラムを実行されうる深刻な脆弱性の組み合わせ「wp2shell」(CVE-2026-63030/CVE-2026-60137)が公表され、修正版の7.0.2と6.9.5が7月17日に緊急リリースされました。対象は6.9.0〜6.9.4および7.0.0〜7.0.1です(参照元:wordpress.org)。
そして今週、この脆弱性を狙った大規模な攻撃が実際に始まったことが複数の機関から報告されました。攻撃コードが公開されて自動スキャンが急増し、侵入されたサイトには「ウェブシェル」と呼ばれる裏口が設置される事例が確認されています(参照元:TechCrunch、The Hacker News)。
このほか、予約系プラグイン「LatePoint」「Amelia」でも深刻度9.3の脆弱性が報告されています。ご利用中の方は最新版への更新をご確認ください(参照元:Shield Security)。
▶ 宮崎真一の視点
今回は「更新すれば終わり」ではありません。修正版公開から攻撃開始までの間に侵入されている可能性があるため、7.0.2/6.9.5への更新に加えて、見覚えのない管理者ユーザーや不審なファイルがないかの点検までが1セットです。私は「作って終わりにしない」運用の一環として脆弱性情報を継続的にウォッチしています。点検の仕方が分からない場合は、慌てて操作する前にご相談ください。
宮崎真一からのご提案
今週のように、本体への攻撃・大型アップデートの準備・主要プラグインの更新が重なる時期は、「自分のサイトはどれに該当するのか」を切り分けることが第一歩です。私は、WordPress構築からウェブ解析、マーケティングの改善提案までを一気通貫でお手伝いしています。バージョンの確認や更新の棚卸し、侵入痕跡の点検だけでも承ります。平日8:00〜16:00、全国どこでもオンラインで対応しています。詳しくは公式サイトをご覧ください。
まとめ
今週は、wp2shellを狙った攻撃の本格化という「守り」の話題と、WordPress 7.1やWooCommerce 11.0という「次への準備」の話題が並んだ一週間でした。まずはご自身のサイトが7.0.2/6.9.5になっているかの確認から始めてください。宮崎は、こうした最新動向を「数字」と「実務」に翻訳し、御社のデジタル成長のパートナーとして伴走してまいります。
ご相談は30分無料診断から。https://lit.link/eltaller(平日8:00〜16:00・オンライン可)。押し売りはいたしません。

